【京都】1500本の桜が満開「嵐山」
嵐山に咲く桜の紹介です。嵐山は渡月橋がある保津川沿いや嵐山山麓に約1500本の桜があり、「日本さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所です。調査会社が行った「関西地区で一度は行ってみたいお花見スポット」のアンケートでは堂々の1位を獲得しています。
【画像】満開の嵐山の桜目次
阪急嵐山線・上桂駅の桜嵐山とは何処?法輪寺から見る渡月橋
阪急嵐山線・上桂駅の桜
4月4日、阪急嵐山線の上桂駅から嵐山へと向かいました。上桂駅のホームの桜も満開です。阪急嵐山線は、阪急桂駅から嵐山駅までを結ぶ路線。阪急嵐山線の歴史は古くて1928(昭和3)年に開業しています。
路線距離は、4.1km。駅は 桂→上桂→松尾→嵐山。各駅のホームでは、桜が見頃を迎えています。
嵐山とは何処?
阪急嵐山駅に到着。嵐山・中之島公園の桜も満開です。嵐山に流れる川は、渡月橋から上流が大堰(おおい)川。渡月橋から下流が桂川となります。桂川はその後、天王山の近くで鴨川、木津川、宇治川と合流して淀川となります。
嵐山とは‥‥何処をさして嵐山なのかと、問われる事があります。「嵐山」とは渡月橋を中心とした観光エリアの総称を指しています。厳密な地名で言えば渡月橋の南岸が嵐山地区、北岸は嵯峨地区となります。嵐山の名の由来は諸説あり「日本書紀」に記載された言葉から伝わって来ている説や、別の説では愛宕山から吹き下ろす「愛宕おろし」に桜や紅葉が嵐のように散らされるところから、嵐山と呼ばれる説もあります。
嵐山では、春は三船祭(5月18日)。夏は鵜飼い(7月1日~9月23日)。お盆には万灯流し(8月16日)。秋にはもみじ祭(11月9日)など四季折々いろいろな催しがあります。
法輪寺から見る渡月橋
渡月橋近くから法輪寺へと向かいました。(徒歩で約5分)嵐山の中腹に位置する法輪寺は、十三参りで有名な寺院。1300年前の和銅6年(713年)に元明天皇の勅願により行基菩薩が創建したのが始まりです。嵐山の渡月橋は、江戸時代までは法輪寺橋と呼ばれていたそうです。
法輪寺は、石段に枝垂れる紅葉が美しい寺院ですが桜の季節も美しい所です。長い石段を登っていくと桜の花が見えて来ました。
境内は、見頃を迎えた桜で華やかな感じです。
法輪寺には、舞台と呼ばれる見晴台があります。
ここからは、渡月橋をはじめ嵯峨野が一望でき、さらに東山の山々や京都市内を見渡すことができます。
桜満開の嵐山。来週にかけて、より沢山の人で賑わうと思います。
嵐山(中ノ島公園)
〇住所 京都市右京区嵯峨中ノ島町
〇アクセス 阪急嵐山線「嵐山」駅下車、徒歩五分。
法輪寺 〇住所 京都市西京区嵐山虚空蔵山町境内自由 〇時間 9:00~17:00
〇拝観料 境内自由
〇アクセス 阪急電車「嵐山」下車徒歩約8分