Yahoo! JAPAN

「幸福度が高い人」が気分が落ちやすい“梅雨”にしている“3つの習慣”

saita

「幸福度が高い人」が気分が落ちやすい“梅雨”にしている“3つの習慣”

雨の日が続き、空がどんより重たくなる梅雨は、気分も沈みがち。「なんとか心地よく過ごしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんによると、梅雨の憂うつな気分は、ほんの少しの工夫で変えられるとのこと。今回は「梅雨でもご機嫌に過ごすための3つの習慣」を教えていただきました。

教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)より新刊発売。

幸福度が高い人が梅雨にしている「3つの習慣」

じめじめ、どんよりした梅雨の季節。「今日も雨か」「体もだるいし、なんだか気分が上がらない」と、心まで沈みやすくなりませんか? 私も以前は、梅雨が大嫌いでした。しかし、ふとしたきっかけで“ある習慣”を取り入れたことで、あら不思議! 驚くほど毎日が楽しく変わっていったのです。

今回は、私が実際に試してみて「これは本当に効く!」と感じた、梅雨から初夏にかけて毎日を“ご機嫌”に変える魔法の習慣をお伝えします。

1.「香りの力」で気分をスイッチする

stock.adobe.com

雨の日は、家の中にこもりがちですよね。そんなとき、部屋の空気までどんより感じることはありませんか?

幸福度が高い人は、こうした場面こそ、「香りの力」を上手に使っています。例えば、アロマディフューザーでレモンやグレープフルーツなど柑橘系の香りを広げて気分をリフレッシュしたり、ラベンダーの香りで心を落ち着かせたり。お気に入りの香りのハンドクリームを塗り、ふとした瞬間にふわっと香りに包まれる楽しさを味わうのも素敵です。また、洗剤や柔軟剤をちょっと贅沢な香りのものにすれば、洗濯物を干す時間や畳む時間も気分が上がるひとときに変わります。

香りは、私たちの脳に直接働きかけて、気持ちを大きく左右します。どんより気分を「よし、頑張ろう!」に、イライラ気分を「まあ、いっか」にスイッチしてくれる、魔法のような存在です。

2.「旬の恵み」で心と体を満たす

stock.adobe.com

梅雨から初夏にかけては、美味しい旬の食材がたくさん登場する時期です。キュウリやナス、ピーマンなどの夏野菜、アジやイワシなどの魚、さくらんぼやメロンなどのフルーツ。どれも、太陽の恵みをたっぷり浴びているものばかりなので、栄養満点でとっても美味しいですよね。

幸福度が高い人は、このような旬の食材を積極的に食卓に取り入れています。例えば、夏野菜を使ったマリネや炒め物はサッと作れておすすめです。ちょっと疲れた日には、彩り豊かなデリを買って食卓に並べても。旬の食材は、季節の移り変わりを感じさせてくれるだけでなく、体に活力を与えてくれます。

「ああ、美味しい!」と心から感じられる瞬間は、日々の小さな幸せそのもの。体の中から元気になると、自然と心も明るくなります。家族みんなで「これ、美味しいね!」と言い合う時間も、きっと増えるはずです。

3.「デジタルデトックス」で自分だけの時間を作る

stock.adobe.com

気づけば、スマホを見ている時間が長くなっていませんか?
SNSで友人のキラキラした日常を見て、ちょっと疲れてしまうこともあるかもしれません。そんな雨の自宅時間には、デジタルデトックスの習慣を取り入れてみましょう。

幸福度が高い人は、意識的に「デジタルデトックス」の時間を作っています。例えば、寝る前の1時間はスマホを触らないようにしたり、週末の午前中は家族との時間や自分の趣味の時間に使うため、スマホをあえて遠ざけてみたりします。最初は少しソワソワするかもしれませんが、その代わりに読書をしたり、音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりと、普段できないことに時間を使ってみると充実感が得られます。

情報から距離を置くことで、頭の中がスッキリ整理され、本当にやりたいことや心がときめくことを改めて見つめ直すことができます。自分だけの静かな時間を持つことで心が落ち着き、明日への活力が湧いてくるはずです。

「ご機嫌」は、自分で作れる魔法

stock.adobe.com

40代になると、人生経験を重ねる中で多くのことを知り、学んできました。だからこそ、梅雨のどんよりとした気分に対して、「仕方ない」と諦めてしまうことも。ただ、幸福度が高い人が実践しているのは、どれも特別なことではなくシンプルなものばかり。

今日から一つでも、新しい習慣を試してみませんか? きっと、梅雨のどんより気分も、「まあ、いっか!」と笑い飛ばせるようになるはず。あなたの毎日が“ご機嫌”な魔法でいっぱいに満たされますように。

shukana/webライター

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. すっきり細く見える♡スタイルアップが叶うワンピース5選〜2025夏〜

    4MEEE
  2. おかわりが止まらない……。彼氏が大絶賛した「卵」の悪魔的にウマい食べ方

    4MEEE
  3. 【ユニクロ新作】レトロなスヌーピーがおしゃれ!秋まで着られるPEANUTSアパレルのテーマは「スポーツクラブ」

    ウレぴあ総研
  4. ビートルズ・サウンドのふざけた魅力、その本質。【ビートルズのことを考えない日は一日もなかった特別対談 VOL.11 川口法博】

    Dig-it[ディグ・イット]
  5. 富士急ハイランドにスケボーエリア誕生 テーマは日本庭園

    あとなびマガジン
  6. 【東京レトロゲームさんぽ】時代を彩ったゲームの筐体~あの頃、あの時の風景を飾っていた百花繚乱の機械たち

    さんたつ by 散歩の達人
  7. タイと日本を拠点にするMAKARA、4thアルバム『Ngong Ngong』のリリースを発表、レコ発ジャパンツアーも決定

    SPICE
  8. 星野源 自分から発生した何かを徹底して面白がる、ミュージシャンとしてのスタンスを更新。6年ぶりのツアー『MAD HOPE』初日さいたま公演を振り返る

    SPICE
  9. 【発達障害と決めつけてしまう前に】「親が子どもにかけたいことば」と「子どもが自分で言えるようにしたいことば」/公認心理師:湯汲英史

    こそだてまっぷ
  10. 【大自然を体感】近くにキャンプ場も!佐渡市「二ツ亀海水浴場」【夏のおでかけ特集2025】

    025 ゼロニィゴ 新潟おでかけメディア