【ちゃんとした料理】富士山頂で湯を沸かし、“秒で売り切れる” カレーとリゾット作って食べてみた
カップヌードルを食べたり、キリマンジャロ缶コーヒーを飲んだり、もはや富士山頂は私の中でレストランだ。となれば、もっと凝ったものが食べたくなる……。
ということで今回は、実際に富士山頂で湯を沸かし、カレーとリゾットを作って(?)食べてみたぞ! お世辞抜きで、最高だった。
【画像】同店のインスタを見てビックリ。「18分で1000個売れるトレイルフード」らしい……。
持参したのは、登山愛好家の中では超有名であろう「U.L.弁当」。なにせ、発売から秒で売り切れる。本当に秒で売り切れる。
でも絶対にいつか食べてやろう……と、あるときの販売スタート時には、数分前から待機して、販売スタートと同時にポチ&ポチ!
かくしてゲットできたのが「鶏と野菜の具沢山カレー(税込1100円)」と「トムヤムリゾット(税込1100円)」であった。
ちなみにこれ、作っているのは私にとっての “山の先生” でもあるYuka師匠。数年前、山の素晴らしさを私に教えてくれた恩師でもある。
詳しくは過去記事「山を楽しみたいけど何もわからないズブの素人なので、山の達人に「登山」と「山めし(山ごはん)」のイロハをガッツリ教わってきた!」を参照のこと。
そんなYuka師匠が「こんなのがあったらいいな」と作り始めたのが、ドライフーズの「U.L.弁当」で、瞬く間に大人気すぎる商品に。
通販以外でも、イベントスペースなどでも即売したりするようだが、そこでも秒で売り切れていたもよう。おそるべし、「U.L.弁当」!
・調理&実食
さて、そんな「U.L.弁当」の作り方は、いたって簡単。お湯を注いで、混ぜて、5分ほど放置するだけ。となるとお湯が必要になるわけだが……
持ってきてあるのだ、ジェットボイルなる瞬間湯沸かし器(?)を! これに400mlチョイの水入れて、火を入れたら、どのくらいで沸騰するのか?
測ってみたところ──
3分で沸騰!
すぐさま熱湯を入れ、かき混ぜて、
5分ほど放置。
そして……
できあがった!
ちなみにパッケージの中には木製のスプーンも入っているので、U.L.弁当意外に必要なのは、本当に「お湯だけ」。細かい心遣いにYuka師匠のこだわりを感じる。
んで、食べてみたところ……
うっま!
カレーはスープカレー的な感じで、商品名の通り本当に具沢山。ヤングコーンにズッキーニに、ドライトマトにほうれん草、鶏肉に茄子に……これらすべて国産のものを使用している。
トムヤムリゾットは本格的なトムヤムの香りが食欲をそそる。また、見た目とは裏腹にしっかり辛くて、食べ進めていたら汗が噴き出てきたほど。こちらも材料は国産だらけ。ポリシーを感じるセレクトである。
うまいのは無論、「ちゃんとしたものを食べた感」がスゴい。「変なモノが入ってない商品」というか、実に体に良さそうな “料理” がそこにはあった。
さすがに2パックを1人で食べたら腹パンになるは当然だが、富士山頂の澄んだ空気も相まって、実に爽やかな満足感を得られたのでありました。
こりゃ売り切れるわけだわ……と、富士山頂で静かに納得。ちなみに次回再販は11月17日(月)19:00〜らしい。おそらくきっと、瞬殺だろうけども……。
参考リンク:U.L.弁当
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24