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「上越市産天然岩ガキ」味わって 特産品化目指し水揚げ始まる

上越タウンジャーナル

新潟県上越市の夏の特産品化を目指し、2025年7月、天然岩ガキの水揚げが始まった。上越市産天然岩ガキは同市ではカキの生食の習慣が根付いていないことから、官民によるプロジェクトチームが消費拡大を図っている。同市名立区名立大町の道の駅うみてらす名立の鮮魚コーナーには、大きな岩ガキが並んでいる。

《画像:「上越市産天然岩ガキ」が並ぶうみてらす名立の鮮魚コーナー》

同市産岩ガキは米山からの栄養豊富な伏流水が湧き出す柿崎や大潟沖で育つ。沖合200〜300m付近でダイバーが潜り、一つ一つ捕っている。岩ガキ漁ができるダイバーが1人しかいないため、漁獲量は例年1〜3tで推移。県内では村上市山北地区が岩ガキの産地として知られるが、県によると柿崎から直江津にかけての漁場には推定で約450tの岩ガキが眠っているという。

プロジェクトチームは上越市漁協や上越商工会議所、魚市場、県、市などでつくり、2023年からスタート。それまで新潟市など市外への出荷に限られていたが、昨年度から地元への出荷を開始し、飲食店にちらしを配布してPRしたり、取り扱う飲食店には専用ののぼり旗を配布したりした。

《画像:400g以上の特大サイズもある》

今年の水揚げは7月16日から始まった。漁協から直接仕入れているうみてらす名立では、鮮魚コーナーに「漁師直送 上越産岩牡蠣」と書かれたポスターを掲示して販売。350g以上の特大(1個1200円)と普通(1個800円)があり、その場で乳白色のふっくらとした身にレモン汁を絞って食べることもできる。

《画像:上越市産天然岩ガキ》

担当者は「クリーミーでおいしいと高評価です」と話した。プロジェクト代表で上越市漁協の仲田紀夫組合長は「開けてみると殻いっぱいに身が詰まっていて、濃厚で評判もいい。一度食べてみてほしい」と話している。同漁協によると、カキ漁は8月中旬までの予定。

うみてらす名立での販売は、週末やお盆期間は入荷しているが、平日の場合は要問い合わせ(025-531-6300( tel:0255316300 ))。

うみてらす名立 - 「食べる・くつろぐ・遊ぶ」がテーマの「道の駅」( https://www.umiterasu.co.jp/ )

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