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宝石研磨職人の技術に驚き!ガラスが宝石のように生まれ変わった

おたくま経済新聞

画像提供:yuia glassさん(@yuia800)

 キラキラと輝く宝石が並べられた写真。その美しさに目が奪われますが、実はこれガラスで出来ているんです。

 「ガラスも宝石研磨職人の手にかかるとこうなる」とXで紹介したのは、ガラスを溶かして「硝子の宝石」や「ガラスパーツ」を製作販売しているyuia glassさん。宝石研磨職人さんの技術に驚かされます。まるで魔法使いのよう!

【1時間ほど研磨された硝子の宝石】

 yuia glassさんは普段、ガラス棒をバーナーで溶かして混ぜたり、玉虫色の偏光するダイクロガラスを張り合わせたりして、「硝子の宝石の素」を作っています。

 素の段階の硝子の宝石も見せていただきましたが、このままでもじゅうぶん綺麗です。これをさらに輝かせて本物の宝石のように変身させるのが、宝石研磨職人さん。

 いつも硝子の宝石の素を山梨県甲府市にあるシミズ貴石という宝石研磨専門の工場に送り、通常の宝石と同じようにカットしてもらっているのだとか。

 「宝石よりもガラスの方が、手間がかかって工賃も高い」と語るyuia glassさん。ただ、シミズ貴石とはご縁があり、特別にお願いしてガラスをカットしてもらっているといいます。

 形によって時間は変わるものの、研磨の時間は通常1つあたり1時間ほどとのこと。たった1時間で、これほどの違いを生み出すとは……。宝石研磨職人さんの技術の高さにあらためて驚かされます。

 さらに今回カットを担当したのは、シミズ貴石の宝石研磨士である大城かん奈さん。どうやら魔法使いの正体は、大城さんだったようですね。

 大城さんの魔法のように素晴らしい技術によって誕生した硝子の宝石は、yuia glassさんのオンラインショップなどで購入することが可能です。

<記事化協力>
yuia glassさん(@yuia800)

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024121103.html

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