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日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ～」なトピックスを。新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。

この夏、帽子にチャレンジしたいけれど「全然似合わない」「どんなコーデに合わせればいいか分からない」というお悩みはありませんか？人気スタイリスト・山本あきこさんが伝授する、帽子選びの秘訣と着こなしのポイントをご紹介します。

帽子選びは「形・素材・色」の3つがカギ
帽子選びで意識すべきは「形」「素材」「色」の3つ。
多くの人は形だけで選びがちですが、実は素材や色も印象を大きく左右します。同じ形の帽子でも、素材の質感や色が持つイメージによって印象が大きく変わってきます。また、実用性に加えて手持ちの服との相性も重要なポイント。「せっかく買ったのに手持ちの服と合わないから被らずじまい」という経験がある人も多いはず・・・！
そんなお悩みに答えていただきました！

ポイント①ベースボールキャップには3cm以上のピアスを！

スポーティーなイメージが強いベースボールキャップを都会的に着こなすなら、3cm以上の大きめピアスがおすすめ。キャップはスポーティーなアイテムなので、耳元や顔周りをそのままにしておくと、野球観戦やスポーツをする時の本来の目的のままになってしまいます。シティ感を出すには、耳元のアクセサリーが重要！
また、ボトムスの選び方も重要なポイント。細身のスキニーパンツよりも、ワイドパンツやボリュームのあるシルエットのボトムスと合わせることで、今どきの着こなしに。色選びでは、真っ黒の無地よりも「洗いがかかった」グレーやブルーなどの色味を選ぶと、カジュアル過ぎず洗練された印象になります。
GUの「UVカット ウォッシュドツイルキャップ」（税込1,290円）などがおすすめだそう。

ポイント②リゾート風ワンピにはクロシェハット！

夏のワンピースには「クロシェハット」が好相性。クロシェハットとは、つばが広すぎず下向きについている帽子のこと。フランス語で「小さな鍵」を意味し、鍵穴のようなデザインが特徴です。つば広ハットとワンピースを合わせると『どこか行くんですか？』というリゾート感が出すぎてしまいますが、クロシェハットなら街着としてちょうどいい！
GUの「クロシェハット」（税込1,990円）は、ポリエステル100%で畳んでも型崩れしにくく、取り扱いも簡単。カラー展開はナチュラルカラー、ブラック、ブラウン系があり、初心者なら、まずはベージュか黒がおすすめ。
「全体的にふんわりとしたワンピースだと大きく見えがちですが、クロシェハットならシルエットを抑えてくれるので、帽子初心者の方にもおすすめです！

ポイント③夏素材の帽子は「ブラウン」で大人クールに

麦わらなどの夏素材の帽子は、ナチュラルカラーだと若作りして見えることも。大人の女性が夏らしさを出しながらも落ち着いた印象にしたいなら、ブラウンカラーを選びましょう。
山本さんおすすめは、無印良品の「畳めるバケットハット」（税込4,990円）。黒いリボンがアクセントになっていて、使わない時はコンパクトに畳むことができる機能性も兼ね備えています。
モノトーン系のファッションに、こういったブラウンカラーを合わせると、大人でありながら夏らしさも出せます。リボンが黒いのもポイント。
内側にはサイズ調整ができるアジャスターも付いているので、頭のサイズが気になる方にもおすすめだそうです。
帽子選びで迷ったら、形だけでなく素材と色にも注目し、手持ちの服との相性を考えること。この3つのポイントを押さえれば、初心者でも帽子をおしゃれに着こなせるはずです。今年の夏は、自分に似合う帽子を見つけて、一歩進んだスタイリングにチャレンジしてみませんか？

（TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋）