つながり生む防災企画 3月8・9日 山崎団地などで
URが主催
地域のつながりが生まれた防災イベントとして注目を集める催しが3月8日(土)・9日(日)、町田山崎団地(山崎町)などで開かれる。団地の管理などにあたるUR都市機構が開催する「DANCHICaravanin町田山崎」だ。10年前に当時の若手職員らが団地の「屋外空間」を生かす企画として進めてきたのが始まりという。
当初から、被災時に役立つ知識を学ぶワークショップや起震車体験、災害時を想定して団地内にテントを張って一泊してみる企画などが盛り込まれ、地元の自治会などと開催を重ねていくうちに商店会や地域の事業者のほか、近隣の大学、高校などからも協力を得るようになっていったという。
若手が担当
そんなイベントはつながりが広がった事例として注目を集め、今回の催しの広報を担当するURの園田ひとみさんは「初開催以来、当機構内の若手が引継ぎ、このイベントを担当してきた。地域のつながりが広がり、うれしい」と話す。
そして、今回も「子どもから大人が防災を学びつつ、楽しめる内容となっている。どなたでも参加できる催し。立ち寄ってもらえれば」と呼びかけている。
イベントは両日共に午前10時から午後4時。その他、詳細はDANCHICaravanin町田山崎のHPなどで。