ぼくが“沼”のように「たまごサンド」にハマった理由。【あなたの知らないたまごサンドの世界】
日本卵サンド協会会長たま男会長による「たまごサンドへの偏愛」が詰まった連載。出会いや情熱の原点、心を満たす瞬間を語ることで、日常に小さな幸せや新発見を届けます。
はじめに:たま男ってだれよ
皆さん、はじめまして! 日本卵サンド協会会長たま男と申します。ぼくは日夜、究極のたまごサンドを追い求め、その魅力を発信し続けている生粋のたまごサンド愛好家です。
この連載では、ぼくがたまごサンドにどれほどの情熱を注いでいるか、そしてなぜそこまで夢中になれるのか、ぼくの「偏愛っぷり」をとことん語らせていただきます。ぼくの話を通じて、皆さんに新たな発見と驚きをお届けできれば幸いです。
衝撃的な出会い:ぼくの「たまごサンド観」の変化
ぼくがたまごサンドと運命的な出会いを果たしたのは、今から約6年前、高校3年生の受験シーズンでした。当時は受験勉強のリフレッシュとして、毎日自分でたまごサンドを作っていたんです。それまで料理はたまにする程度でしたが、無心でたまごを仕込み、パンに挟む作業が、忙しい受験期における唯一の癒やしであり、たまごサンドがぼくにとって身近な存在になったきっかけです。
しかし、本当の意味でたまごサンドに「沼」のようにハマってしまったのは、大学2年生になる前の春休み、2015年2月25日のことでした。大阪にある「喫茶ラック」さんで食べた、あの衝撃的な厚焼き卵サンド。当時の(ぼくの中での)主流が茹で卵をマヨネーズと和えたタイプだった中、その見た目のインパクトと、ふっくらとした厚焼き卵がサンドされた珍しいスタイルに、「なにこれ!?」と度肝を抜かれました。
それまでのぼくのたまごサンドの概念は完全に覆され、まさに「たまごサンド観が変わった」瞬間でした。この体験が、ぼくのたまごサンド探求の人生の旅の始まりであり、心が震えるほど満たされた原点です。
たまごサンド探求の旅:情熱が日常になる時
それ以来、ぼくはおいしいという噂を聞けば、自転車(今の愛車はBD-1(birdy))でどこへでも出かけていくようになりました。自宅から通っていた大阪大学まで往復100kmの道のりを走ってパン屋さん巡りをするのも日常茶飯事。様々な喫茶店やパン屋さんを巡り、その一つ一つを味わい尽くし、何よりも楽しい時間であり、ぼくの心が満たされる瞬間です。カメラを買い写真好きになったのも、たまごサンドがひとつのきっかけです。
「偏愛」をカタチに:ブログと「たま男会長」の誕生
このたまごサンドへの情熱を「カタチにしたい」という思いから、2017年12月にブログ「大阪のたまごサンド知らんの???」を開設しました。ブログを始めたのは、たまごサンドがぼくにとって生活に溶け込んだ存在であり、「無理なく楽しみながら書き続けられる」と思ったからです。世の中の整った文章の記事とは一線を画し、ぼくは自分の心から湧き上がる想いや言葉をストレートに書き出すことを心がけています。文章を書くのが得意ではないぼくですが、そうすることで読者の皆さんに「肩の力が抜けた、楽しい文章」として受け止めてもらい、他のブログと差別化できると考えました。
「偏愛」がきっかけ:たまごサンドから広がる世界
これからも、ぼくのたまごサンドへの愛は止まりません。この偏愛こそが、単なる食事の楽しみを超え、たまごサンドという存在が中心となり、ブログ開設の原動力に。記事の質を高めるためのカメラ練習へと繋がり、さらにはテレビ出演のきっかけにまで結びつきました。たまごサンドへの偏愛がいろいろなきっかけを生んだのです。
皆さんの「心が満たされる瞬間」は何ですか? ぼくのたまごサンドへの偏愛が、皆さんの日常に少しでも彩りを与え、新たな情熱を見つけるきっかけになれば嬉しいです。次回もお楽しみに!
日本卵サンド協会会長たま男/日本卵サンド協会会長 / 卵サンド探求家