<口の軽い人>なんで知ってるの!?職場のスピーカー女子に呆れ……振り回されない付き合い方とは?
相手や周囲を幸せにする楽しいおしゃべりならいいですが、逆に不快にするおしゃべりもありますよね。先日ママスタコミュニティに「職場のスピーカー女」というタイトルでこんな投稿がありました。
『別に言われて困る話ではないんだけど、職場のAさんにふと話した会話の内容が、休み明けで出勤すると違う人から「○○なんだって~?」と言われる。Aさんにしか言っていないから確実にAさんが話しているんだけど、自分が休みでいない間に話題にされるってなんか不快。職場に限らず、学校とかにもいるけど、そういう人ってどこでもそうなんだろうね』
投稿者さんの職場には、人から聞いたことをなんでもかんでもベラベラと他の人に話す女性がいるそうです。「誰にも言わないでね」と口止めしたわけでも、言いふらされ困る内容なわけでもないものの、言いふらされた当事者としてはいい気分がしないと投稿者さんは綴っていました。
話題の中心にいないと気が済まないタイプかも
『常に話題の中心、物事の中心にいないと気が済まないから』
『なぜか話す内容が常に他人のことって人いるよね。直接聞いた話以外でも、食堂とかトイレで耳に入った人の話とかね。根っからの噂話好きってやつなんだろうなあと思っている』
『悪口を丁寧に報告してくる人もいる。「あの人がこんなこと言ってたよ」と』
投稿者さんは職場のその女性のことを「スピーカー女」と呼んでいました。その人に言ったことは、スピーカーのように周囲に拡散されてしまうという意味合いでしょう。こうしたスピーカータイプの人は、自分が注目されたい気持ちで知っていることをなんでもかんでも言いふらすのではないでしょうか。芸能人のゴシップや本当か嘘かもわからない噂話など、人が食いつきそうな話題を言うことで、自分が話題の中心にいられて承認欲求が満たされるのかもしれません。また話の内容がいいことでも悪いことでも関係なく、周囲に言いふらす傾向も……? 誰かが悪口を言っていたら、その当事者に「○○さんがあなたの悪口を言っていたよ」と言い、自分がいいことをしているとアピールしたいのかもしれませんね。いずれにせよ、自分が話題の中心にいて注目されないと気が済まないタイプなのではないでしょうか。
話を聞き出すのも上手だから警戒して話しているよ
『必ずいるねー。そういう人って聞き出すのも上手いよね。うっかり本音をポロッと言ってしまったらアウト。怖いね、気をつけよう』
『どこでもそうだし、それのどこがダメなのかもわからないのよ。なんでダメなのかもわからないから、「口止めしないほうが悪い、話すほうが悪い」とか言い出すわよ』
『私は他人に話したことは、自分の知らないところで話されていると覚悟して話しているよ。「秘密にして」と前置きしても、自分の知らないところで話題にされていると思ったほうがいいよ』
またママからは「そういう人は人の話を聞き出すのが上手だから、つい話しちゃうんだよね」といった体験談も寄せられています。最初は単なる当たり障りのない世間話のつもりでも「なんでなんで?」「そのときどう思ったの?」と深掘りしてきたり、ゴシップにつながるような情報を聞き出そうとしたり……。スピーカータイプの人と話すときは警戒しているママたちもいました。また「口止めされなかったから他の人に話してもいいと思った」と正当性を主張してくることもあるそうです。なおさら気をつけたほうがいいかもしれませんね。
一方で「どんな相手でも、自分が話したことは誰かに話されると思って覚悟している」という意見もありました。職場でも学校でもご近所でも、一度何かしらの噂話が出たら、その噂が広まるのは止めることは難しいでしょう。それは人が集まれば仕方のないことかもしれません。
逆に広めてほしいことをバンバン喋っちゃおう!
『知り合いもそう。Aさんの離婚理由を聞き出したらしく、わざわざ「衝撃! Aさんの離婚理由を聞いちゃった!」とグループLINEに書き込みしてきた。人間性を垣間見た瞬間だったよ』
『無意識かわからないけど「私は○○さんのことをこんなに知っている」というアピールをする人はいる。口止めしてなくても、他人に話さないほうがいい内容なんてわかるはずなのに、ペラペラ話していたから「口止めとかされていないかもしれないけど、本人がいないところで話さないほうがいいよ~」と注意してしまった』
『私なんて相談した内容が筒抜けで本当に嫌だった。最近は広めてほしいことをあえて話している』
投稿者さんのように、その人にだけ言った内容を周囲にベラベラ話されて、不快な思いをした経験があるママは少なくないでしょう。噂話やゴシップはたしかに、当事者以外であれば楽しい娯楽になり得るのかもしれません。しかし当事者からするといい気分はしませんし、そうやって噂が広まって職場にいづらくなったり、人間関係が壊れたりすることもあります。スピーカータイプの人はもちろん、その人と一緒に噂話を楽しむ側も「同じ穴のムジナ」といえるのではないでしょうか。あまりにも度が過ぎる行動をしている人を見たら、ときには「言いふらさないほうがいいよ」と指摘することも、大人として適切な対応といえそうです。
また、ママたちの対処法は「スピーカータイプの人は警戒する」「誰かに言ったことは広まってしまうと覚悟して話す」とのこと。ただなかには、話をどんどん広めてくれる状況を利用して、「広めてほしいことをスピーカータイプの人に話す」というママもいました。この考え方には思わずクスっとしてしまいますよね。投稿者さんもそのスピーカータイプの女性に、職場で広めてほしいことを話してみるといいのではないでしょうか。