【釣り好きに人気】EcoFlowの「ソーラーパネル搭載ハット」がヤバい / 日よけと充電が同時に可能!
朝早くから行動すれば1日が長く感じられるのは当たり前だ。夜行バスの旅では、早朝に目的地に到着することが多いため1日をフルで楽しむことができる。ただ1点だけ気をつけなければいけないのが、スマホのバッテリー問題。
旅先で1日フルで動くとなると、地図アプリを確認したり写真を撮ったり、気づいた時にはスマホのバッテリー残量が残りわずか……なんてことがよくある。その度にカフェに寄ったり、モバイルバッテリーをレンタルするのも大変だ。
何かいいアイデアはないだろうか……と考えていたら、ポータブル電源ブランド「EcoFlow(エコフロー)」の担当者が便利なアイテムを貸してくれるらしい。果たしてどんなアイテムなのだろうか。実際に旅先で使ってみたので紹介したい。
・EcoFlow
エコフローの担当者が編集部に直接持ってきてくれたのは……三角形の平べったい収納ケースだった。最新機器だけあってコンパクトである。これならカバンにも収納できそうだし、たしかに便利かも。「旅との相性が非常に良い製品です」と担当者。
・パワーハット
商品名はズバリ「EcoFlow Power Hat」だそうだ。簡単に説明すると、つば全体にシリコン製のソーラーパネルが付いた帽子らしい。「死角なく、あらゆる角度から太陽エネルギーを取り込みます」とのこと……なるほどバカっぽいな。
エコフローの商品といえば洗練されたデザインのイメージだが、この帽子だけは例外のようだ。一応、折りたたみ式だから持ち運びに便利だということは分かりました。
・使ってみた
出番は意外と早く訪れた。今回乗車した夜行バスはコンセントがなかったため、早朝に目的地(徳島駅)に到着した時点でバッテリーは残り約半分。このままだと1日持ちそうにない。
ってことで、自転車をとめてエコフローからレンタルした帽子を取り出すことに……ついにパワーハットの登場だ!
ぱっと見は普通の帽子。屋外で見るとソーラーパネルは目立たない……助かった。旅先で不審者に思われたら最悪である。これなら大丈夫そうだ。
どうやらUSB-AとUSB-Cポートを備えていて、2台のデバイスを同時に充電できるのが特徴らしい(ケーブルは別売り)。また、IP65防水・防塵規格に準拠しているためアウトドアでの活用に向いている。釣り人によく売れているのだとか。
かぶってみても普通。ただの黒いハットにしか見えない。「ソーラーパネル帽子」なんて言うと、頭にアルミホイルを巻くような姿をイメージするかもしれないが、エコフロー製ということでやはり非常にスマート。
ソーラーパネルが効率的に太陽光を取り込むので、景色をぼーっと眺めている間もスマホの充電が可能。フェスなどのイベントや災害時にも使えるから意外とアリかも。
なお、公式サイトによると最大3〜4時間でスマホをフル充電できるという(バッテリー容量が4000mAhの場合)。
急ぎで充電しなければならない時より、ハイキングや釣りなどの活動中にのんびり充電しておくイメージ。最悪かぶらなくても帽子を太陽の下に置いておくだけで充電できてしまうから使い勝手は良い。
・飛ばされないように
ただ、ツバが大きいので風で飛ばされないよう付属のストラップは忘れずに付けておきたい。私はストラップを会社に忘れたせいで、自転車で移動中に帽子を飛ばされてしまった。危うく川にレンタルした帽子を落とすところだったぞ。
そんなこんなで充電切れすることもなく、丸1日旅を楽しむことができました。今回に関してはマジで帽子のおかげ。エコフローさんありがとう。
参考リンク:EcoFlow「EcoFlow Power Hat」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.