「ウナギ釣りシーズン開幕!」2日間のブッコミ釣りで本命ウナギ好捕【埼玉・古利根川】
梅雨時期前にちょっと早いけど埼玉県宮代町に流れる古利根川に二日間に渡りウナギ調査釣行しました。
ウナギ釣りのポイント選び
河川の中〜下流域や河口、湖沼がウナギのおもな生息域です。特性は夜行性で、日中は岩のすき間や泥の中に隠れています。そのため、ポイントとしては、
1.岸際がカーブになっていたりえぐれている場所
2.ゴロタ場など障害物
3.流れ込みなど水の流れに変化の有る場所
などがあげられます。また、夜間の釣りになるため足場の良い安全な場所をおすすめします。
ウナギ釣りのエサとタックル
リールを使ったブッコミ釣りがメインになります。ゲストとして大型の鯉やナマズも釣れるので10号前後の重りを余裕を持って投げれる竿がおすすめです。エサはドバミミズがマストですが海に近い河口域ではイソメやゴカイなどでも釣れます。
ミミズの採取方法
イソメやゴカイは釣具屋で購入することが出来ますがドバミミズは釣具屋で購入しても小さい物が多いので釣りに行く前に採取する事がおすすめです。ミミズは湿地帯に隠れています。
公園や雑木林などの枯れ葉の下だったり、釣り場に有る大きめの雑草を引っこ抜いてみると取れたりします。
また、アスファルトに覆い被さっている草や枯れ葉の下がおすすめです。取れたミミズはバケツなどに入れて必ず枯れ葉や土などで乾燥させないようにする事がミミズを弱らせない秘訣です。
また、小さい3〜5cm程のミミズは針に3匹縫うように針付けしてボリュームを出す事ができ、ヒット率が格段に上がります。
当日のタックル
・270cmの投げ竿
・リール3000番
・道糸ナイロン4号
・自作遊動式仕掛け重り10号
・ウナギ針12号
初日はゲストのアタリ頻発
5月中旬、竿を3本用意し17時00分からウナギ釣りをスタート。開始早々鈴が鳴り1匹目はスモールマウスバスをゲットしました。
写真撮影していると鈴の音が!チリンと一回なるが暫く待っても音沙汰無し餌だけ取られたかなと竿を上げると何か重く何かが掛かっており、確認してみると亀でした(笑)。
一服後入れ直すと直ぐに激しく鈴が鳴り竿を上げるとドラグが出て鯉だと確信しました。しかし釣れたのは50cmのニゴイ。
10分後にまた激しく鈴がなり今度は40cm程のアメリカナマズ。
写真撮影していると違う竿の鈴が鳴り今度は鯉ゲット!そして間髪入れず鈴が鳴りマブナをキャッチ。
暗くなる前の2時間の釣行で常に鈴なりっぱなしでしたが、本命のウナギはゲットできませんでした。
2日目に本命ウナギと対面
2日目のウナギ釣りは、20時からの暗くなってからの釣行で前回と同じポイントへ。竿を1本だけにして粘ることにしました。
1投目から激しく鈴が鳴るが合わせてみるとすっぽ抜けでヒットにならず。2投目竿先が鈴が鳴らない程度におじぎをしていてゴミが掛かったかなと様子を見ていると激しく鈴が鳴りました!
すかさず合わせるとプルプルと軽い手応えがありウナギがヒット!水面まで上げるとハリスに絡み付いてトグロを巻いています!
ぶっこ抜くと本命ウナギ!指1本半の太さでした。これからの時期ウナギ最盛期を迎えます。夜な夜な狙ってみると素敵なゲストも釣れて楽しいと思います。ぜひ狙ってみてください。
<岩浅健太郎/TSURINEWSライター>