川崎港 入港船舶隻数3年連続減 24年速報値
川崎市は4月15日、2024年の港湾調査の速報値を発表した。入港船舶隻数、総トン数、海上出入貨物の貨物トン数はいずれも3年連続の減少。コンテナ取扱個数は4年連続減少となった。
発表によると、昨年1月から12月までの入港船舶は1万5459隻(対前年比95・3%)、6834万総トン(同85・4%)。海上出入貨物は5504万トン(対前年比87・1%)だった。海外との輸出入貨物(外貿貨物)については3105万トン。
このうち、輸出はベトナムへの金属くずが増加の一方、中国への化学薬品、インドネシアへのその他の石油が減少。輸入は韓国。アラブ首長国連邦からの揮発油が増加し、オーストラリアからの鉄鉱石やサウジアラビアからの原油が減少した。国内貿易の貨物量(内貿貨物)は2398万トンだった。