大阪各地のだんじり40台が万博に集結!会場が熱狂した2日間とは?
開催以来、すでに200万人を超える来場者が訪れた「大阪・関西万博」。各国パビリオンや多彩なイベントが連日賑わいを見せるなか、2025年5月9日(金)から2025年5月18日(日)までは「大阪ウィーク〜春〜」を開催しています。
オープニングイベントでのスペシャルライブのほか、5月9日(金)、10日(土)の2日間にわたって行われた「大阪の祭! 〜EXPO2025 春の陣〜」では、大阪各地のだんじり、やぐら、太鼓台など約40台が集結。万博の会場に、鐘や太鼓の音が響き渡りました。
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大阪中から各地域の祭が大集結!雨を吹き飛ばす熱演の連続ステージ上では獅子舞や踊りも今後の開催にも期待!
大阪中から各地域の祭が大集結!
「大阪の祭! 〜EXPO2025 春の陣〜」の開催場所は、「EXPOアリーナ Matsuri」。ここに大阪各地からだんじり、やぐら、太鼓台など約40台が勢揃い。あいにくの雨模様となった初日でしたが、ビニールシート越しでもその迫力は圧巻。直径約95mのアリーナをぐるりと囲むように、だんじりがずらりと並びました。
それぞれに地域名や祭りの解説プレートも設置されており、来場者は背景にある歴史や文化を知りながら見学できる構成となっていました。
雨を吹き飛ばす熱演の連続
会場の中央に設置されていたのが実演エリアでは、各地域が誇る伝統のパフォーマンスを目の前で見ることができました。
大きな掛け声とともに、鐘や太鼓の音が鳴り響き、だんじりが実演エリアをダイナミックに駆け抜けます。地域ごとにお揃いの法被を着た参加者が熱気を帯びた演技を展開し、会場のボルテージも最高潮に。
前の部分を大きく持ち上げるパフォーマンスを見せるところもあれば……、
左右に大きく傾ける動きを見せるところも。雨が降っていることもあり、見ている方は倒れてしまわないかとドキドキハラハラです。
なかには、神輿を地面に横倒しにするパフォーマンスもあり、祭りの本番さながらの迫力を堪能できました。
ステージ上では獅子舞や踊りも
実演エリアだけでなく、アリーナに隣接するステージ上でも獅子舞や踊り、みこしなど、様々なパフォーマンスが行われていました。
また、祭りは男性だけのものではありません。女性も法被姿で参加し、舞台や実演を華やかに盛り上げていたのも印象的です。
パフォーマンスを終えただんじりややぐらは、ゆっくりと元の位置へ。熱いパフォーマンスを披露した面々に、会場からは歓声や拍手が送られていました。
今後の開催にも期待!
だんじりや太鼓台が躍動した「大阪の祭!〜EXPO2025 春の陣〜」は大盛況のうちに幕を閉じましたが、「大阪ウィーク〜春〜」は、2025年5月18日(日)まで開催中です。EXPOホール「シャインハット」や、「大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ」などで引き続き大阪ならではのさまざまな催しが行われており、週末のお出かけにもぴったり。
さらに、今後は夏と秋にも「大阪ウィーク」第2・第3弾の開催が予定されています。どちらも多彩なイベントが用意されているので、見逃せません!
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
大阪ウィーク〜春〜
開催期間:~2025年5月18日(日)
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/國友敬