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平塚市 定住意向が8割強 意識調査の結果公表

タウンニュース

定住意向が8割強

平塚市は3月18日、2024年10月に実施した市民意識調査の結果を公表した。同調査は、市民の居住意向をはじめ、まちづくりに対する重要度や満足度、生活の満足度を調査するとともに、市総合計画に基づくまちづくりに対する評価を把握し、今後の基礎資料として活用するため、2年に1度実施されている。

今回は、24年度からスタートした「平塚市総合計画〜ひらつかVISION〜」に基づく初めての調査。市企画政策課によると、今後、総合計画の達成状況を測っていくという。

20代の定住意向が増

調査結果を見てみると、定住意向が84・2%で高い水準を維持しているほか、20代の定住意向も67・8%で、22年の前回調査53・4%から14・4ポイント増加。一方、移転意向は20・2%で前回調査の31・5%から11・3ポイント減少した。また同市の魅力と感じているものは、「総合公園などの施設の充実した大きな規模の公園」が36・1%で最も多く、次いで「大型商業施設など、買い物がしやすい環境」が32・4%だった。

同課では「湘南で子育てするなら平塚市というスローガンを掲げ、18歳まで小児医療費の助成やパパ育休取得応援交付金、中学校給食の実施など若い世代の定住を目指し、継続的に行ってきた子育て施策が実を結んだのでは」と分析する。

調査は24年10月4日〜31日までの約1カ月間、住民基本台帳より無作為に抽出された満16歳以上の市民3000人を対象に行われた。3000人のうち有効回収は1202件、回収率は40・2%だった。

なお、調査報告書は市ホームページで閲覧できるほか、各公民館や図書館、駅前市民窓口センターなどでも順次閲覧できるという。

問い合わせは同課【電話】0463・21・8760。

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