河川のウキ釣りで10kg超えハクレン2尾キャッチ【埼玉・荒川温排水エリア】ゲストにヘラブナも連打
10月4日(金)、埼玉県戸田市の荒川温排水エリアへ釣行。淡水大物釣りが安定して楽しめるポイントで、今回も10kg超えのハクレン2尾をキャッチすることができた。釣行内容をレポートしよう。
荒川温排水エリアでハクレン釣り
荒川温排水エリアは埼玉県戸田市の彩湖南部に位置し、荒川水循環センターで浄化された水が流れ込む釣り場だ。水温が高く、ハクレンをはじめとした多様な魚種が釣れることから、年間を通じて人気のあるポイントである。
ここは潮位の変動もあり、釣行の際は潮位表を確認することが重要だ。私は主にハクレン狙いでこのエリアを訪れるが、他の魚種も狙う楽しみ方もある。
ハクレン釣りのタックル
メインの竿はプロマリン ブルーベイ磯3号に、ダイワ クレスト5000番のリールを組み合わせ、ミチイトはデュエル カーボナイロン8号を使用。チヌウキ(キザクラ)にサルカンを通し、ハリスは1本針仕様、がまかつ鯉針20号にマッシュポテトを付けて釣りの準備が完了。
サブ竿には、のべ竿でもハクレンを狙えるよう、同様の仕掛けを用意していつでも対応できるようにしている。
もはやルーティン化?
8月下旬から毎週のように通っているハクレン釣りは、私にとって中毒性のある楽しみとなっている。毎週のように10kgクラスが釣れるものの、いつかは「ド級クラス」のハクレンや裏本命の激レアターゲットに出会うことを期待しながら、釣りを続けている。
常連さんに1尾目がヒット
今日は、たまにお見掛けするのべ竿ハクレン師の常連が釣りをしているので、声掛けして横に入らせてもらう。話し中にもアタリが連発しており、1尾目が釣れたようなのでこれは期待できそう。ということで私もそそくさと釣りの準備をしてハクレンを釣ろう。
早々に10kg超えハクレン手中
常連さんとの距離は10mくらいだが、すぐにはアタリはない。開始30分経過したとろこでさわりからのドン!に反応し本命バトル。軽快に引きを楽しみながら取り込み、計測すると97cmといきなり泣きメーターハクレンである。重量はなんと10.33kgとなかなかの大きさ。常連バサーの方も真横で計測を見ていて驚いていた。
ボラにヘラブナもヒット
リリース後にすぐさま開始していくとウキはまだ動くが、いかにも外道のアタリだ。アワセるとボラが掛かり、やはりなと思うがウキがにぎやかなのはとてもいいことだ。のべ竿師には2尾目のハクレンが掛かっているが、私にはまたボラがヒット。続いてヘラブナが釣れた。
そして10分後…本命らしきズバッ!っと入る消込にアワセが決まり、2尾目のハクレン90cmが釣れた。ここでのべ竿師は納竿するようだが、サワリはあるので私は追加を狙う。
その後もウキの反応は上々で、少し元気な80cmクラスのきれいなハクレンをゲット。3尾目の本命を手にし、軽く休憩タイムだ。隣に入った別の常連は吸込み仕掛けを付けたり、ヘラウキ仕掛けで狙ったりと面白い。
ゲスト連打も本命沈黙
その後は34cmのヘラブナやボラは掛かるも本命の反応なく、干潮を迎えた。水面に確認出来るくらいボラが群れていたが、そのうち本命がくるだろうと信じてエサを打つ。周りもウキが沈黙する状況になり、こんな時はのんびり反応がでるまでスローに手返しする。奥に並んで釣りをしているヘラ師集団のぼやきも多く、今日はあまり釣れていないようだ。
4尾目のハクレンを追加
潮も上げになり置き竿してスマホをみていると、ウキが消し込みような鋭いアタリ。次投はドキドキしながら待つと豪快なアタリが出た!すかさずアワセが決まり、強烈な引きに感動しながらバトルを楽しむ。危なげなく4尾目を取り込み、もはやいつ帰宅してもいいレベルの釣果だ。
再度10kg超え追加で納竿
常連もハクレン狙いに切替えマッシュポテトを練っていくが不発のようだ。ただ、私の釣座下の反応は活発。これぞというアタリに反応すると、竿が大きく曲がる。危なげなく取り込み、重量計測すると10kgオーバーの本命。十分満足したので片付けをして釣場をあとにした。また時間を見つけて釣戦したいと思う。
筆者がハクレン釣りにハマる理由
私がハクレン釣りにハマる理由を3つあげてみた。
1.掛けアワセの釣りが面白い
ハクレン釣りはアタリを取って、自分で掛けていく釣り。非常に「釣った」感があるのが魅力だ。
2.バトル時のトルク感が心地よい
身近な水辺で10kgクラスの魚とやり取りが可能。トルクのある引きを楽しめる。
3.巨大淡水魚の数釣りが可能
テクニックは必要になるが、巨大魚がターゲットながら十分数釣りが狙える釣りであることも大きな魅力。
以上の理由から最高に面白い釣りジャンルであると思う。個人的にストレスなくこれだけ楽しめる釣りは他にはない。おそらく今後もやめることはないだろう。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>