「オイオイ死ぬわアイツ」超危険生物×巨大猿人“命がけ対決”の勝者は?『サスカッチ・サンセット』本編映像
製作総指揮:アリ・アスター×主演:ジェシー・アイゼンバーグで贈る、映画史上最も奇妙で心を奪う自由で壮大な映画『サスカッチ・サンセット』が、新宿ピカデリーほか全国公開中。
このたび、サスカッチが“超危険な生物”との戦いに挑む本編映像が到着。深い森の中で繰り広げられる一触即発、いや暴虎馮河? なガチンコバトルの結末はいかに……。
弱肉強食の世界で生きるサスカッチの明日はどっちだ?
<自然界の不条理>と<生への渇望>、そして<家族愛>を通じて、現代社会で生きる私たちに“生きること”を問いかける、かつてない奇妙な衝撃作『サスカッチ・サンセット』。北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチの暮らしを、壮大な自然とともに圧倒的な映像と幻想的な音楽で描き出す。
このたび解禁となったのは、ちょっとトリップ気味のサスカッチが大型肉小動物ピューマ(別名:クーガー)と対峙する、なんとも緊張感あふれる本編映像だ。
山奥を徘徊していたアルファオス・サスカッチは、木の影に隠れる生物の気配を感じ取る。暗闇からは、警戒心からか恐ろしい唸り声が響いてくるが、畏れ知らずのアルファオス・サスカッチは果敢にもその影へと近づいていく。そこに隠れていたのは、獰猛で危険な生物・ピューマだった。
目線を離すことなく威嚇し合うサスカッチとピューマは、お互いに一歩も引かない。(ヤバいキノコを食べたせいでゲロまみれの)サスカッチは、自分を鼓舞するかのように大きな鳴き声をあげ、猛獣の影へと突入していくが……。
本作にはピューマだけでなく、アライグマやスカンクなど多種多様な野生生物が森の住人としてサスカッチと共演。監督のゼルナー兄弟は、そうした動物たちとの撮影にはとりわけ気を遣っていたという。とくに今回の本編映像に登場するピューマには非常に神経を使ったそうで、キャストやスタッフの安全を確保するための距離を保つことや、「目を合わせないように」指示をしたと振り返っている。
そんな本作の撮影監督を担ったのは、『イット・フォローズ』、『スプリット』、『アス』などの撮影を手掛けたマイケル・ジオラキス。彼は野生生物との撮影について「1回目でうまくいくものもあれば、20回ぐらいやらなければならないものもあります。でも、いつも楽しいのです」と語っている。
サスカッチと共生している動物たち、そして生き残りをかけた決死の戦いから目が離せない!
<本能>を刺激する究極の映画体験『サスカッチ・サンセット』
北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチ。彼らは寝床をつくり、食料を探し、交尾をするといういつもの営みを繰り返しながら、どこかにいると信じる仲間探しの旅を続けている。そして、絶えず変化する世界に直面しながら、生き残りをかけて必死に戦うことになる。果たして彼らが辿る運命とは――。
長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』(18)、続く『ミッドサマー』(19)で世界に衝撃を与え、次世代の映画監督の旗手へと上り詰めたアリ・アスター。最新作『ボーはおそれている』(23)も話題となった彼が製作総指揮に名乗りを上げた本作。監督には菊地凛子主演『トレジャーハンター・クミコ』(14)が批評家から絶賛され、エマ・ストーン主演のTVシリーズ「The Curse」(23)でもその非凡な才能を発揮したゼルナー兄弟。実に10年以上の歳月をかけ、長編映画化を成し遂げた。
本作は2024年サンダンス映画祭でプレミア上映されると、賛否両論を巻き起こしながらも批評家の絶賛が相次ぎ、続くサウス・バイ・サウスウエストでは観客賞にノミネート。また、主人公を演じるのは『ビバリウム』(21)に続き主演とプロデューサーを兼務したジェシー・アイゼンバーグ。数々の賞を総なめした『ソーシャル・ネットワーク』をはじめ、近年では『僕らの世界が交わるまで』(24)、『リアル・ペイン〜心の旅〜』(1/31公開)など監督としても活躍している。そんな彼が脚本とその独創的な設定に惚れ込み、主演とプロデューサーを買って出た。
『サスカッチ・サンセット』は全国公開中