「レースカーテン」の黄ばみ・ニオイを真っ白によみがえらせる洗濯ワザ→「ごっそり落とす洗剤は?」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。ふと気づくと、レースカーテンが黄ばんでいたり、汚れが目立っていませんか? 「洗濯機で洗ってもスッキリしないし、ニオイも気になる……。」そんなお悩みをお持ちの方におすすめなのがオキシクリーン。つけ置きするだけで、繊維の奥の汚れまでしっかり落とし、カーテン本来の白さがよみがえります。お部屋全体がパッと明るく感じられますよ。
オキシクリーンで「洗濯機だけでは落ちない汚れ」をスッキリ除去
レースカーテンは窓の近くにあるため、外のホコリや排気ガスを吸いやすく、室内のホコリや料理の油煙も付着しがち。さらに湿気がこもることで、カビや黄ばみの原因にもなります。
これらの頑固な汚れをしっかり落とすには、オキシクリーンによるつけ置き洗いが効果的。酸素の力で繊維の奥の汚れを浮かせて落とし、黄ばみ・ホコリ・ニオイをスッキリ除去します。漂白剤よりも生地にやさしく、洗濯機と併用することで手軽にピカピカの仕上がりになりますよ。
オキシクリーンを使ったレースカーテン掃除手順
お手入れに使うもの
・オキシクリーン
・40~50度のお湯(汚れをしっかり落とすための適温)
・バケツ、または洗面ボウル(つけ置き用)
・ゴム手袋(手荒れを防ぐため)
・洗濯洗剤(仕上げ洗い用)
・柔軟剤(お好みで)
手順⒈ レースカーテンを取り外す
まず、レールからレースカーテンを取り外します。
カーテンフックがプラスチック製の場合は、つけたままでOKです。金属製の場合は、錆びを防ぐために外しておきましょう。
次に、カーテンフックの部分を2~3回折り込んでからたたみます。こうすることで、つけ置きの際にカーテンフックが外れることを防げます。
手順⒉ オキシクリーンを溶かして「オキシ漬け」する
洗面ボウルやバケツに40~50度のお湯をためます。オキシクリーンはこの温度で洗浄力が最大限に発揮されるため、お湯の温度がポイントです。お湯4リットルにつきスプーン1杯を目安にオキシクリーンを入れ、しっかり溶かしましょう。
準備したオキシ溶液にレースカーテンを浸し、1~2時間放置します。
つけ置き後、水が茶色く濁り、汚れがしっかり浮き出ているのがわかります。カーテンに溜まっていたホコリや黄ばみがしっかり落ちたサインです。
手順⒊ 洗濯機で洗ってすすぎ&脱水
つけ置きしたレースカーテンを洗濯用ネットに入れ、洗濯機にセットします。
いつもの洗濯洗剤を加え、「通常コース」で洗いましょう。脱水は短めに設定し、1分程度で止めることでシワを防ぐことができます。また、柔軟剤を使うことで静電気の発生を防ぎ、ホコリの付着も抑えられます。仕上がりをよくするためにぜひ活用してみてください。
手順⒋ カーテンレールに戻して干す
洗濯が終わったら、レースカーテンをカーテンレールにかけたまま干します。この方法なら、シワが自然に伸びてアイロンがけの手間が省けるため、とてもラクです。風通しのよい場所で乾かせば、ふんわりとした仕上がりになりますよ。
オキシクリーンでレースカーテンを洗う際の注意点
オキシクリーンは、すべての素材に使用できるわけではありません。誤った使い方をすると生地を傷めたり、色落ちの原因になったりすることもあるため、以下の点に注意しましょう。
使用を避けた方がよい素材
・シルク(絹)
・ウール(羊毛)
・色柄もの(特に天然染料)
使用前のチェックポイント
使用前に必ずカーテンの「洗濯表示タグ」を確認しましょう。デリケートな素材には、おしゃれ着洗い用洗剤など優しい洗剤を使うのがおすすめです。素材に合った方法でお手入れすれば、レースカーテンを清潔に保つことができますよ。
白さがよみがえると、お部屋もスッキリ
レースカーテンの黄ばみやニオイは、洗濯機だけでは落としきれないことが多いですが、オキシクリーンの「つけ置き洗い」なら手軽にスッキリ落とせます。 洗濯機に入れる前にオキシ漬けをするだけで、カーテン本来の白さがよみがえり、お部屋全体が明るく感じられるはずです。レースカーテンの汚れが気になったらオキシクリーンで手軽にリフレッシュしてみてください。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト