「光熱費が高い人」がやりがちな“照明のNGな使い方”→「無意識に使ってた」「電気代がかさむ…」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。政府が行っていた補助金の減額により、電気代の上昇は避けられません。家計を守るには、小さな節電の意識づけが大事です。そこで今回は、毎日使う“照明”の電気代がかさむ「NG行為」についてご紹介します。
NGその1.リモコンで電源をON・OFFする
照明にリモコンがついていると、つい便利で多用しがちですよね。しかしリモコンを使うと、待機電力が発生します。照明のスイッチで消灯すればかからない電気代が、リモコン操作をすることで余計な電力を消費してしまうんです。
待機電力は照明1個あたり1年で260円程度と決して大きい額ではありません。しかし、家中のスイッチそれぞれにかかっていると考えると、この物価高の環境では無視できない金額のようにも感じます。
NGその2.センサーライトを活用しない
使うときだけ明るくできる「センサーライト」は、ムダな電力消費を防げる便利なグッズ。
動きを感知して明かりがつくタイプなら、一定時間がたつと自動で消灯します。電気をつけっぱなしにするクセがある方は、消し忘れによる電気代増を避けられるメリットも!
無理に意識しなくても、自分の代わりにライトが明かりを消してくれるので、ストレスなく節電につながる環境が整います。
NGその3.自然光を生かさない
照明器具の明かりに頼りすぎている場合は、何も考えずに明かりをつけるのをやめてみるのもひとつです。昼間のうちは、窓から差し込む自然光を利用すれば明るさを保てる場合もあります。光の量が足りなくても、照明の明るさを調整すれば節電に効果的です。
家具や家電が窓を遮っているのであれば、配置を変えてみるのもおすすめ。自然光をたっぷりと取り入れられる環境にすると、照明にかかる消費電力を抑えられますよ。
毎日使うものだからこそ、「チリツモ」が大事
照明器具は家中のいたるところにあり、毎日使うものだからこそ小さな節約の積み重ねが大事です。4月使用分からは大手電力会社の値上げも報じられています。今のうちから節電をクセづけて、消費電力を抑える習慣をつけましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア