ミートソースとチーズの大満足「スパカツ」!金曜だけ食べられるお店のチャレンジ
札幌に金曜日しか営業しない「とんかつ店」があります。
ボリュームたっぷり、大満足のメニューの裏に、地元を思うオーナーのでっかい思いも隠されていました。
サクサク、ジューシーに仕上がったロースカツ。このままでも十分おいしそうですが…。
そこに出てきたのは、アツアツの鉄板。
ここに、ゆでたてのパスタ、そして、ロースカツ。特製ミートソースに、2種類のチーズをたっぷりとかければ…。
お店自慢の「カツスパ」です。
パン粉も細かいものを使うことで、衣の油を吸う量を最小限に。
女性でもあっさりおいしく食べられるのが魅力だといいます。
でもこのカツスパ、毎日味わうことはできません。
4月にオープンした「金曜日のみしな」はその名の通り、金曜日だけの営業です。
今は、店主の宮間さんの知人が経営する札幌の個室サウナの一角を間借りしているため、仕込みの時間が限られ、メニューはカツスパ4種類、60食限定です。
そんなおいしい情報を聞きつけ、毎週金曜・午前11時のオープンには続々と客が訪れます。
「ボリュームも味も最高!」
「札幌でも食べられるのを知ってうれしくて」
そんな声が聞かれます。
実はこのお店、本店は十勝の清水町にある「とんかつのみしな」。
さらにソフトクリームのほか、自慢のとんかつをはさんだカレーパンが楽しめるベーカリーを去年オープン。
「とんかつのみしな」の社長でもある宮間さんは新たな業態にチャレンジしています。
毎週自ら札幌に出向いて腕を振るう宮間さんが「金曜日のみしな」に隠された狙いを教えてくれました。
「本店に行ってみたいという気持ちになっていただきたい。その先に十勝に訪れる人が増えるというのが一番最大の僕の目標」
札幌でも名店にしてふるさとに貢献したい。
若き経営者のチャレンジが続いています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月20日)の情報に基づきます。