デニーズに飯田商店監修『オリエンタル冷やし豆乳担々麺』が新登場! これこそ「アジアンヌードルの答え」と主張しているが果たして⋯?
昨日(2025年5月21日)より、デニーズで夏にピッタリな「オリエンタル冷やし豆乳担々麺」の販売がスタートしているぞー!
担々麺を監修したのは、湯河原にあるラーメンの名店「飯田商店」。デニーズと飯田商店の担々麺コラボは今年で2年目となる。
担々麺が好きでも嫌いでもないため昨年の販売時は特に気に留めなかったのだが、今年はスルーできない理由があった。
なぜなら、冷やし担々麺に付けられたサブタイトルが「~The answer to Asian noodle~(アジアンヌードルの答え)」だったから。ファミレスでありながらこれだけ自信に満ちた料理名を付けるだなんて、これはちょっと期待できそうだ⋯⋯!
・飯田商店監修! こだわり担々麺
今回は、「オリエンタル冷やし豆乳担々麺 ~The answer to Asian noodle~」に「エスニック唐揚げ」と「パオズ(またはミニごはん)」が付いた、『飯田店主おすすめセット(2321円)』を注文。担々麺は単品でも1496円するので、ファミレスのランチにしてはそこそこ良いお値段といえる。
ほどなくして運ばれてきた担々麺は、提供初日にもかかわらず完成されたビジュアル⋯⋯! きっと内部のオペレーションがしっかりしているのだろう。
まずはスープから。「豆乳担々麺」なので、辛さはほとんどなく、とてもマイルドな味。そのまま飲むとドレッシングみたいにドロッと濃厚なのだが、冷えた細麺に絡むとこの濃厚さがちょうど良い。
スープそのものにスパイスは効いてるが、上に乗っている肉味噌を絡めて食べるとよりスパイシーに! 唐辛子の辛さというよりは、花椒のビリリと痺れる辛みだな。
食べる前から気になっていた謎の具材であるが、その正体はまさかの揚げた白玉! ただの白玉ではなくエビのパウダーやエビオイルが使われているらしく、食べるとエビの香ばしい味がする。白玉だからもちろんモチモチ。
また、ただの揚げエビだと思っていたフリットは、食べてみるとふんわりレモンの香りが! ムージャン油が効いた油淋鶏ソースがかかっているらしく、具材1つ1つにもこだわっていることが感じ取れるな。
途中で別添えのレモンをしぼって味変も試してみよう。
レモンをかけるとのレモンの味に全てを持ってかる料理も多い中、この担々麺はまるで最初から入ってたかのように上手く調和した⋯⋯! それでいてさっきとはまた違ったサッパリ味になるので、飽きなく食べられるぞ。
パクチーとの相性に関しては、葉っぱ1枚たりとも喉を通らない身なので割愛させていただく。これだけこだわる飯田商店が合わないものを付けるわけが無いので、きっとこれも相性良いのだろう。
オススメセットで付いてきた「エスニック唐揚げ 超ライム(単品660円)」も食べてみたのだが⋯⋯正直普通かも。可もなく不可もなく普通においしい。ライムの酸っぱいソースは暑い日なんかには良さそう。
おそらく、一緒に食べている担々麺がファミレスクオリティを超えているので、からあげが普通に感じちゃっているのだろう。それくらい担々麺は異質なのだ。ファミレスにしてはかなり攻めている味。
・The answer to Asian noodle
副題にある「アジアンヌードルの答え」は、さすがに大きく出すぎかもしれないが、「ファミレスで出せる冷やし担々麺の答え」には届いているんじゃないだろうか。
味自体はマイルドでありながらも、万人受けを狙ってない感じが逆に好印象であった。少し割高であるのはまあ否めないが、ラーメン屋よりゆっくりできる店内で、攻めた味の担々麺を食べるってのも悪くない。
ただ、冷やし担々麺は季節的にまだ少し早かったかな。もっと暑くなってきた時に、満を持してもう一度食べたい、そんな味であった。
参考リンク:デニーズ
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.