上越市富岡に複合型公園「上越みらい公園」オープン スケートパークやバスケコート無料開放
新潟県上越市富岡の上越ウイングマーケット内に、スケートボードやバスケットボールができる複合型公園の「上越みらい公園」が2025年7月19日、オープンした。まちなかの遊び場として、無料で誰でも自由に体を動かせる。
《画像:上越ウイングマーケット内にオープンした上越みらい公園》
公園は市内に公営のスケートパーク開設を目指して活動している上越アクティブスポーツ協会らでつくる「上越みらい公園プロジェクト準備委員会」(小竹潤代表)が、地域の遊びや交流の場として開設。市所有地の使用許可を無償で得て、設備には企業協賛金やクラウドファンディングの支援金を活用して整備した。
《画像:パティオ東側の約4000平方mに整備》
ウイングマーケット内の商業施設「パティオ」東側の約4000平方mに、スケボーやBMX、インラインスケート、キックスケーター、ランバイクができるスケートパークと、フルコートのバスケットボールコート、ダンスや音楽イベントに使用できる屋外ステージ、子ども向けの遊具を置き、ヨガや健康体操などもできる緑地広場を設けた。原則午前10時から午後6時30分まで、予約なしで使える。
《画像:フルコートのバスケットボールコート》
《画像:安全祈願祭で玉串を捧げる小竹代表(右から2人目)ら》
初日は安全祈願祭が行われたほか、同委員会が実際にスケボーやダンスを披露してデモンストレーションをした後、一般開放された。さっそくスケボーをしていた市立国府小6年の男児(12)は「練習をしに県外まで行っていたこともあったので、近くにパークができてうれしい。ここで練習を頑張って有名な選手になりたい」と声を弾ませていた。
《画像:屋外ステージで披露されたダンスパフォーマンス》
《画像:緑地広場の遊具で遊ぶ子ども》
小竹代表(36)によると、冬は基本的に閉鎖する予定だが、広場は雪遊び、スケートパークはフリースタイルスキーのイベントなどでの活用を想定している。今後はイベントやスクールも開催していくといい、「立地が良く家族連れは買い物ついでに遊べるのが魅力。子どもからお年寄りまで楽しんでもらい、ここから新しい文化を発信できれば」と話している。
整備費用を募るクラウドファンディング( https://camp-fire.jp/projects/792942/view )は7月31日まで行っている。
《画像:上越みらい公園の場所》