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Gakken「小さな活版印刷機」7月発売へ 通常版とAmazon限定の増量版を展開

おたくま経済新聞

大人の科学マガジン BESTSELECTION07 小さな活版印刷機

 懐かしくも新しい手仕事の魅力を体験できる「大人の科学マガジン BESTSELECTION07 小さな活版印刷機」が、株式会社Gakkenより7月10日に発売されます。

 種類は「通常版」と、Amazon限定販売の「活字増量版」の2種類あり、価格は通常版が税込5280円、増量版は税込7150円。5月15日より予約受付が行われています。

【大人の科学マガジン BESTSELECTION07 小さな活版印刷機】

■ 活字を組み、インキで刷る手動式印刷体験

 活字をひとつひとつ並べ、版を組み、インキをのせてハンドプレス。紙に触れる凹凸やインキのかすれといった風合いが味わえるのは、活版印刷ならではの魅力です。Gakkenから発売される本キットは、そんな印刷の原点を、誰でも手軽に楽しめる“文具のような”プロダクトとして提案しています。

 印刷機本体はおよそ30分で組み立て可能。動画解説も用意されており、工作が初めての人でも取り組みやすくなっています。また、届いたその日から使えるよう、名刺サイズの印刷用紙と黒インキも同梱。ちなみにインキは水彩絵の具で代用可能で、自由に色を変えることができます。

■ 活字は6種計306個を同梱、増量版は3倍

 付属する活字は、ひらがな・カタカナ・英字・数字・記号・飾り罫の6種、合計306個。採用されている書体は、読みやすさと美しさを兼ね備えた「秀英明朝」と「Century」です。

 罫線や装飾活字を使ってアクセントを加えたり、活字組版ならではの自由なレイアウトで、自分だけの名刺やカード作りを楽しむことが可能です。

 また、Amazon限定の「活字増量版」では、通常版の3倍の活字をはじめ、印刷色の変更がしやすいインキローラーを増量。版の保存に便利な活字台、そして活字を切り離す専用ニッパーも付属し、より本格的な印刷体験が可能に。

 キットには印刷手順や作例を紹介したガイドブックが付いており、クラフト初心者でも安心。さらに、応用編として樹脂版を使った手法や老舗印刷所のインタビュー記事も収録され、印刷の世界をより深く味わえる内容なっています。

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051507.html

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