【朝ドラで話題】 隠し味に“秘密”がある酪農大国のみるくバターケーキ
最近、『バターサンド』や『バタークッキー』などバターが主役のスイーツが流行していますよね。北海道では昔から馴染みがある『バターケーキ』も、実は道外では珍しく話題になることもあるのだとか!?
今回ご紹介するのは、北海道の老舗菓子メーカー『柳月』で販売されている『酪農みるくバターケーキ』(1,500円)。道内だけでなく、日本全国で愛されているバターケーキです。
実食レビューの他にもっと魅力をお伝えするために、柳月・企画開発室の嵯峨さんにお話をお聞きしました。商品のこだわりや開発経緯もお届けします!
あの朝ドラをきっかけに開発。十勝らしさと伝統へのこだわり
2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』。北海道・十勝を舞台としたこの物語にバタークリームのロールケーキが登場したことをきっかけに、『酪農みるくバターケーキ』も話題となり、一時は品切れも続いたそうです。
「なつぞらが4月から始まるのを知って、「酪農王国である北海道・十勝の美味しさをそのまま味わっていただけるものを開発したい」という想いから『酪農みるくバターケーキ』を開発しました。」と嵯峨さんは話します。
放送終了から5年ほど経った現在も、SNSで話題になることもあるようです。
「柳月の職人に代々受け継がれて来た絶妙な配合で作られるバタークリームに、隠し味の“練乳”を使っています。それにより、より上品でクリーミーなくちどけになっています。」とのことです。
元々『柳月』ではバターケーキが人気だったようですが、そこに新たな隠し味をプラスすることで十勝らしいこだわりと美味しさが生まれました。
「酪農みるくバターケーキ」(1,500円)の気になるお味は…?
冷蔵庫から出してすぐは、バタークリームに少し固さがあります。横からはクリームとスポンジの美しい層が見えており、一番下の層にはクルミがクリームに混ざっています。
見た目からも、クリームの濃厚さとしっとり感が伝わりますよね。
一口食べた感想は、どこか懐かしい味わいであること。想像していたようなバターの重さはなく、口どけはかなり軽いです。想像していたバターのこってりさはありません。口の中でバタークリームが溶けると、まろやかで濃厚な風味が広がります。
そして、下層部分に入っているクルミのカリっとした食感がアクセントになり、クリームとよく合います。コーヒーや紅茶との相性も良さそうなので、来客用のお菓子としても喜ばれそうです。
バターならでは!さらに美味しく食べるヒント
普通のケーキは冷蔵庫から出してすぐに、冷たい状態で食べることが多いですが、この『酪農みるくバターケーキ』のおすすめの食べ方は、“少し常温に置くこと”です。
熱いトーストにバターを乗せて溶かすと風味が際立ち美味しいように、バターは少し溶けた方がより美味しさを感じやすいようです。オンラインで購入した際も冷凍で送られてくるため、冷蔵庫で3時間ほど解凍するのがおすすめ。
みなさんもぜひ、酪農大国・十勝の魅力が詰まったクリーミーなバターケーキを食べてみてくださいね!
「酪農みるくバターケーキ」詳細情報
販売会社: 株式会社柳月
住所:北海道河東郡音更町なつぞら1-1
価格:1,500円
内容量:1個
販売店舗:オンラインショップ、全国の取扱店
※詳しくは公式サイトをご確認ください
北海道Likersライターのひとこと
バターそっくりな見た目もインパクトがありますが、レトロなパッケージも可愛らしいですよね。商品と一緒についつい並べて写真を撮りたくなります。
自分へのご褒美にぜひ食べてみてほしいです!
文/なぎ
【画像・参考】北海道Likers
※この記事はリリース時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。