港音楽祭 吹奏楽部の活動費に 売上金を市教委へ寄付
三浦市立中学校吹奏楽部の楽器購入支援とプロ音楽家との共演による生徒の文化的意識向上を目的としたチャリティーコンサート「港音楽祭」が2月8日に開かれた。同27日には、ソプラノサックスプレーヤーで諸磯在住の朝本千可さんらを中心とする実行委員が三浦市教育委員会を訪れ、売上金の一部を寄付した=写真。市内3校の楽器の修理費や活動費に充てられる予定だという。
第5弾となった今年は三崎中16人、南下浦中18人、初声中9人の3校合同とプロミュージシャンらが共演。約250人の観客を前にビートルズの「HeyJude」を演奏し、会場は盛り上がりを見せた。朝本さんは「自分たちの音楽をたくさんの人に聞いてもらう感覚や機会はとても貴重。今後も継続的に企画できたら」と話している。