これぞSNS映え? 巣鴨の老舗茶屋「山年園」が作るブルーラテを飲んで某アイスが脳裏をよぎった
おばあちゃんの原宿こと巣鴨。渋いイメージがあるこの街で、なんともSNS映えそうな「ブルーラテ」なるドリンクを販売しているお茶屋さんがあるらしい。
そしてこの「ブルーラテ」は、今までは実店舗でのみの販売だったが、その人気ゆえについに通販が始まったとのこと。
ラテなのにブルー? 一体どんな味だってばよ……というわけで、早速購入してみたぞ。
・「山年園」とは
このお茶屋さんの正体は「山年園(やまねんえん)」。日本茶や健康茶を中心に販売している1950年創業の老舗茶屋だ。
巣鴨でおばあちゃんの味覚で鍛えられ、選びぬかれた「こだわりのお茶」「健康茶・健康食品」「おやつ・お茶うけ」を取り揃え、幅広い層に愛されているそう。
そんな「山年園」の人気商品のひとつが今回の主役、「ブルーラテ」だ。
さて、前述のとおりこの「ブルーラテ」は2025年3月6日から通販を開始し、楽天市場もしくは、「山年園」公式サイトから購入できるようになったぞ。
1袋(100g)税込1900円と、単品購入の場合1杯あたり約190円とやや贅沢な価格だが、10袋セットなら1杯132円とお得になる。
毎日飲みたい人は、まとめ買いを検討するのもアリだろう。
・パナップ?
「ブルーラテ」は粉末タイプで、パッケージを開けるとサラサラとした青白い粉が登場。
この色の正体は「バタフライピー」というマメ科の植物。タイなどでは美容や健康に良いとされ、ハーブティーとしても親しまれているそうだ。
香りはしっかり甘めで、例えるならば「パナップのグレープ味」の香りに近い。パナップ美味しいよね。
・作り方は簡単
それでは、パッケージの説明に習ってさっそく作ってみよう。
グラスにティースプーン3杯(10g)入れ、
200mlのお湯かお水を注ぐ。
これだけ。
_人人人人人人人_
> めっちゃ青 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
これはもう完全にSNS映え狙いのビジュアル……もはやお茶界のインフルエンサーである。私もインフルエンサーになりたいもんだ。
青い飲み物って人工的なイメージがあるかもしれないが、これは天然由来の色素なので安心してほしい。
・お味はいかほど
さて、見た目はバッチリだが、問題は味だ。ひと口飲んでみると……ほのかに甘い! 例えるならばパナップ……ではなく、「ミルクティーを薄めた感じ」。
紅茶のコクが少し控えめで、後味にジャスミンティーのような香りがふわっと広がる。
飲み口は軽く、甘さがしつこくないので甘党でなくても飲みやすい。「絶品!」とまではいかないが、ハマる人にはハマる味だと思われる。
ちなみに個人的なおすすめは牛乳割り。甘みとミルクのコクが合わさって、まろやかさが増す。
牛乳で青みは少し軽減されてしまうが、カフェラテのような感覚で飲めるので、是非試してみてほしい。
・SNS映えはもちろん、推し活にも良さそう
「ブルーラテ」は、その鮮やかな青い色が最大の特徴。
見た目のインパクトは抜群で、話題性も十分だ。ただし、味はほのかに甘く、すっきりとした後味が特徴。甘党の人には物足りないかもしれないが、ほんのりとした甘さが好きな人にはちょうどいいバランスかもしれない。
また、映え狙いや、推しの色にちなんだドリンクを探している人にもおすすめできる。
興味がある人は、おうちカフェのお供にぜひ試してみてはいかがだろうか。
参考リンク:山年園、楽天市場
執筆:大島あさ未
Photo:RocketNews24.