(株)ココカラ 障害者施設に仕事提供 「より多くの人を笑顔に」
磯子区内の企業と障害者福祉施設が連携して製作した花のブローチが、3月に開催された「2025国際女性デーin横浜」で初めて販売された。この取り組みはフラワーギフトを販売する磯子区洋光台の(株)ココカラと上中里町の生活介護事業所ほっとゆいによるもの。同社の三輪智士代表取締役が「地域で役に立てることはないか」と同所へブローチの製作を依頼。同イベントでの出店を機に市会議員のパーティーで登壇者が着用したほか、地域マルシェでの販売が決まるなど広がりを見せている。
同所はNPO法人結が運営する生活介護事業所で、現在11人の利用者が所属している。普段はクッキーの製造販売などをしており「三輪さんが『うまいね』と声をかけてくださり利用者も楽しそうだった」と同所の担当者。三輪さんも「より多くの人に笑顔になってもらえたら」と話した。