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自宅で楽しむ最高のアウトドア!「ドラム缶風呂」で露天風呂気分を大満喫!!

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自宅で楽しむ最高のアウトドア!「ドラム缶風呂」で露天風呂気分を大満喫!!

「自宅に露天風呂があればいいな…」と思ったことがある人も少なくないのではないでしょうか。唐突ですが今回、以前から興味があった「ドラム缶風呂」を、自宅の庭で体験してみたのでご紹介したいと思います。

まずはドラム缶を用意

「ドラム缶風呂」を始めるには、ドラム缶を用意することが一番重要です。私はフリマアプリを利用して入手しましたが、通販サイトや一部の大型ホームセンターでも購入することができます。また、ドラム缶専門の販売店や再生業者から直接購入する方法もありますが、購入の際は送料や配送方法、納期などにも注意して購入しましょう。

ドラム缶の種類

ドラム缶風呂に使用するドラム缶は、​上部が開いている「オープンドラム」が適しています。工業用に使用され蓋を溶断したものでは、切り口でケガをする恐れがありますので新品が理想的ですが、中古を使用する場合は内部の洗浄を徹底して行いましょう。

また、一般的に使用されるドラム缶の容量は200L(リットル)ですが、設置スペースや使用人数に応じて100L60Lのものも検討してみてください。たとえば、限られたスペースで使用する場合や子ども用としては、100 Lのドラム缶が適しているかもしれません。

フリマアプリで入手したドラム缶です(※娘は付属していません(笑))そのほか用意するもの

メインとなるドラム缶以外に、ドラム缶風呂を楽しむためには以下のような材料が必要です。一通りホームセンターなどでそろえることができます。

●ブロック: ドラム缶を安定させるために使用します。3~4個程度用意しましょう

●薪:    お湯を沸かすための燃料です。乾燥したものを選ぶと煙が少なくなります

●スノコ:  入浴時に底面の熱さを和らげるために使用します

●脚立:   ドラム缶に安全に出入りするために必要です

スノコはホームセンターで購入しましたが、通販でドラム缶風呂専用のスノコも売られています

それではやってみよう

ドラム缶のお湯を沸かす準備

ブロックの上にドラム缶を設置します。このとき、ドラム缶が安定しているか確認しましょう。そして、ドラム缶の半分程度まで水を入れます。人が入ると水位が上がるので、入れ過ぎには注意してください。わが家の場合、ホースを使って水を入れましたが、バケツリレーもよい運動になりますよ。

水を入れたらドラム缶の下に薪を組み、火をつけます。お湯が適温になるまで1時間程度かかることもあります。

ブロックやドラム缶を動かす際は腰を痛めないように注意しましょう庭で薪を使って火を起こす際の注意

ドラム缶風呂では基本「直火」です。ご自宅の庭の都合や近隣住民への配慮は怠りなく。とくに以下の点については十分に注意しながら、安全対策のうえ、自己責任で行うようにしましょう。

●法律や自治体のルールを確認する

自治体によっては、庭での焚き火や薪の使用の禁止や、制限されている場合があります。近隣住民とのトラブルを防ぐため、自治体の公式サイトや役所に確認をしましょう。

●火事への備えと安全対策

火を使う際は水(バケツやホース)を準備するなど、万が一に備えてすぐに消火できる準備をしておきます。燃えやすいものを周囲から遠ざける、風が強い日には火を起こさないといったことも大切です。また、完全に消火したことを確認してから終えるようにしましょう。

初めてのドラム缶風呂…


多少不便はあるけど、結果的に最高!!

ドラム缶風呂は、自宅やアウトドアで特別な入浴体験を味わうことができます。しかし、その魅力を最大限に引き出すためには、メリットとデメリットを理解し、適切な準備と注意が必要です。

実際体験して分かったこと

今回初めてドラム缶風呂を体験してみたなかで、お湯になるまでに結構時間がかかることや、重しになるものを入れないとスノコが浮いてくること、入浴中に焚き火の煙で目が痛くなることなど…、実際に体験をしてみないと分からない不都合もありました。しかし、そんな過程も含めて楽しむことで、“アウトドア的”な充実感を得ることができたように感じます。

ドラム缶風呂のメリット&デメリット

【メリット】

​・自宅の庭で手軽にアウトドア体験ができます。片付けが楽なのもGOOD!

・家族との思い出作りにオススメ。一緒に準備し、入浴することで特別な思い出が作れます

・夏に自宅でプール​をする際の採暖にもなります

使用後はサビないように適切な保管を

【デメリット】

​・設置にはある程度の庭の広さが必要です​

・薪を燃やすことで発生する煙や火の粉が近隣に迷惑をかけないよう注意が必要です

・使用後の大量の水を排水するのは一苦労です

・ドラム缶は使用後にサビやすいため、適切な保管とメンテナンスが必要です

いろいろと大変だけど…いい思い出になる「ドラム缶風呂」は、自宅の庭で手軽にアウトドア気分を味わえる素晴らしい方法。​準備に手間が掛かり注意点も多いですが、その分、家族や友人との特別な時間を楽しむことができます。ぜひ一度、チャレンジしてみてください!

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レポーター

プロフィール:岸本 勉
タイラバやイカメタルを中心に、船舶免許を活かしてレンタルボートで釣行するのが趣味。また、キャンプなどのアウトドアも好きで、家族と一緒に過ごす時間を楽しむ2児の父。多趣味なフィールドハンターとして、日常にちょっとした冒険をプラスしながら、釣りやアウトドアライフを満喫中。

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