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【新潟の企業と若手人材が未来を創る】「ローカルベンチャーシップ in新潟 Season2」参加企業の募集開始

にいがた経済新聞

ローカルベンチャーシップ in新潟 Season2 (プレスリリースより)

Inquiry合同会社(新潟市西区)は、地域企業と若手人材が協働で経営課題に取り組む実践型プログラム「ローカルベンチャーシップ in新潟 Season2」の実施を決定し、5月から参加企業の募集を開始した。

新潟県では人口減少と若年層の県外流出が深刻な課題となっている。特に15~24歳の若者の転出超過が顕著で、全体の約8割を占める。2023年の県外への転出超過は4,203人で、県外転出が3万1,846人(対前年+195人)、県外転入が2万7,643人(対前年+771人)となった。県外への転出超過数は2年連続で減少している。

新潟県の社会動態の現状(プレスリリースより)

また県内企業の人手不足感は年々高まっており、2025年1月時点で正社員が「不足」と感じている企業の割合は53.9%と、2007年の集計開始以来の最高を4年連続で更新した。

従業員の過不足感(プレスリリースより)

Season1では複業制度導入など具体的な成果

本プログラムは、地域企業が抱える新規事業開発や組織変革といった課題に対し、外部の若手人材「ベンチャーバディ」と協働することで、新たな視点やアイデアを取り入れ、企業の持続的成長を支援することを目的とする。

Season1では、経営者と若手人材が3カ月間のプロジェクトを通じて、複業制度の導入や新たな学習プログラムの開発など、具体的な成果を上げた。

経営者から一般社員まで対象拡大、全国からバディ募集

Season2では、4つの主要な変更が加えられる。まず、参加対象が拡大され、これまでの経営者・管理職に加えて、30歳以上の社員も新たに含まれるようになった。バディの募集については、実践型インターン募集サイト「PROJECT INDEX」にプロジェクト情報を掲載し、全国から広く人材を募る形に改めた。プロジェクトの開始時期は、2025年6月から11月の間で任意の月を選んで始められるようになり、柔軟性が高まった。さらに、3カ月+αのプログラム参加費も、より利用しやすい形に見直された。

プログラムは6つのステップで構成されている。まず、説明会動画を視聴した後、個別相談会を予約する。次に、プロジェクトの組成を経て、バディの募集とマッチングが行われる。その後、キックオフミーティングを経て、3カ月間のプロジェクトが正式に始動する。3カ月のプロジェクト期間中は、コーディネーターとの月1回のフォローミーティングとバディへの1対1メンタリングを行う。

同社では外部の知見を取り入れ新規事業や組織変革を加速させたい企業、社内リーダー候補に越境体験を提供し成長機会を与えたい企業、挑戦を通じて若手が活躍する社風を定着させたい企業にも、参加を推奨している。

【関連リンク】
Inquiry合同会社 公式ウェブサイト
ローカルベンチャーシップin新潟 公式ウェブサイト

【関連記事】
【新潟で誕生!】新しい経営課題の解決プログラム。“当たり前”の壁を越える「ローカルベンチャーシップ」(2024年5月14日)

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