NIIGATAベンチャーアワード、過去最多の28組がエントリー 南魚沼市のForestFolksが最優秀賞に
アントレプレナー部門最優秀賞を受賞したForestFolksの桜井隆志代表取締役
6月2日に開催された「NIIGATAベンチャーアワード2025」のアントレプレナー部門で株式会社ForestFolks、ビジネスアイデア部門で日本マダミスラボ、アシスト部門できら星株式会社が最優秀賞に選ばれた。
一般社団法人新潟ニュービジネス協議会が6月2日、「NIIGATAベンチャーアワード2025」を開催した。同アワードは2013年創設され、今回で11回目の開催。県内で新規事業を展開している企業や今後起業を検討している個人などを選定し、表彰することで、起業の推進や地域産業の活性化を目指す。
部門は、新規事業を展開している企業や団体を対象とした「アントレプレナー部門」、起業や新規事業の展開を検討している人を対象とした「ビジネスアイデア部門」、起業家やベンチャー企業などへの支援実績がある個人や団体を対象とした「アシスト部門」の3部門。エントリー数は全部門合計で28組で、過去最多となった。
プレゼンテーション審査会は6月2日、ホテルイタリア軒で開催された
ForestFolks、プレゼンテーションの様子
6月2日、ホテルイタリア軒(新潟市中央区)で開催されたプレゼンテーション審査会では、書類審査を突破した9組の代表者が登壇。そしてアントレプレナー部門でForestFolks、ビジネスアイデア部門ではパーティゲーム「マーダーミステリー」による地域活性化を目指す日本マダミスラボ、アシスト部門で移住者支援を行っているきら星が最優秀賞を受賞。
観客が選ぶオーディエンス賞には、食品工場などの有機性廃棄物をアップサイクルする触媒式低温炭化装置を独自開発するUPCYCLE Technologies株式会社が選定された。また、今年からはAIで全部門の応募書類を分析して選定するAI賞が創設され、初回となる今回はきら星が選ばれた。
アントレプレナー部門最優秀賞のForestFolksは、2023年に新潟県南魚沼市で設立された企業。放置森林を再生・価値化することで高品質な森林カーボンクレジットを創出する事業を展開する。同社の桜井隆志代表取締役は「素晴らしい賞をいただき光栄に思う。これを励みに、事業を力強く進めていきたい」と語った。
アントレプレナー部門とアシスト部門でプレゼンテーション審査会まで選出された5社は、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会主催のニッポン新事業創出大賞へ新潟代表として推薦される。
プレゼンテーション審査会で撮影
プレゼンテーション審査会に選出された9組は以下のとおり。
(アシスト部門)
きら星株式会社
(ビジネスアイデア部門)
香遥屋KOHARUYA
ノウカノムスメ
新潟大学創生学部田中研究室「次世代BASE」
日本マダミスラボ
(アントレプレナー部門)
UPCYCLE Technologies株式会社
株式会社Gugenka
株式会社log build
株式会社ForestFolks
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