”飛び石”のGWでも楽しめる 静岡県の絶景&体験6選 首都圏や中京圏から日帰りOKの穴場も
■じゃらんが紹介 この春の静岡県内注目スポット
ゴールデンウィーク(GW)は出掛けたい。でも、人混みはできるだけ避けたい。そんな旅行ニーズに応えるのが静岡県だ。都市部から新幹線や高速道路でアクセスできるほか、自然やグルメ、文化的な体験がそろっており、日帰りや1泊2日の短期旅行にも適している。今回は旅行情報誌「じゃらん」で紹介された、この春オススメする静岡県内の注目スポット6カ所をピックアップする。
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今年のGWはカレンダー通りに休むと最大4連休と短い。4月30日から5月2日までが平日の“飛び石”となっており、遠出には不向きとなっている。そんな中、旅行先きにピッタリなのが静岡県。じゃらんは絶景、体験、歴史、鉄道、家族向けの内容まで、幅広いジャンルからオススメスポットを紹介している。
1:色とりどりの春の花畑「田んぼをつかった花畑」(松崎町)
西伊豆の松崎町では、田んぼを活用した季節限定の花畑が見ごろを迎えている。ネモフィラやアフリカキンセンカなど、青や黄色の花が一面に咲き誇り、春らしい風景が広がる。5月1日〜5日は、来場者向けの花摘み体験も予定されており、親子連れにも好評だ。
2:富士山と海を望む「海と富士の茶の間」(富士市)
富士市にある「海と富士の茶の間」は、茶畑の中に設けられたウッドデッキ上で静岡茶を味わえる体験型観光施設。天候が良ければ富士山と駿河湾を一望でき、非日常的な空間が広がる。全席予約制で、1枠1組の貸切形式のため、落ち着いた時間を過ごせるのが特徴だ。
3:富士山と茶畑の景観美「大淵笹場」(富士市)
富士市北部に位置する「大淵笹場」は、茶畑越しに富士山を眺められる絶景スポット。電線や建物などの人工物が視界に入りにくいため、風景写真の撮影地としても人気を集めている。GW期間中は「おおぶちお茶まつり」も予定されており、新茶の収穫体験や地元特産品の販売も行われる。
4:富士山の成り立ちを学べる「静岡県富士山世界遺産センター」(富士宮市)
2017年に開館した「静岡県富士山世界遺産センター」は、逆さ富士をモチーフにした建物が目を引く博物館施設。館内には、富士山の自然環境や文化的価値に関する展示があり、映像やジオラマを通して理解を深めることができる。富士登山を疑似体験できるスロープ展示は、子どもから大人まで楽しめる構成になっている。
5:歴史を感じる城跡公園「駿府城公園」(静岡市)
徳川家康が晩年を過ごしたことで知られる静岡市の「駿府城公園」は、現在は市民の憩いの場として整備されている。公園内には堀や石垣が残されており、歴史的背景を感じられる散策が楽しめる。周辺には静岡おでんや海産物など、地元グルメを提供する飲食店も多く、観光と食の両方を満喫できるエリアとなっている。
6:家族連れに人気の複合施設「KADODE OOIGAWA」(島田市)
大井川鐵道「門出駅」に直結する体験型施設「KADODE OOIGAWA」は、地元の農産物や食文化に触れられるフードパーク。緑茶の飲み比べができるコーナーや、子ども向けの遊び場、地元野菜を使ったレストランなどがあり、世代を問わず楽しめる。屋内外に多くのスペースが確保されているため、天候に左右されにくいのもポイント。
静岡県は、雄大な自然と食、歴史、文化が調和した観光資源が豊富なエリア。大型連休中も比較的混雑を避けやすいスポットが多く、首都圏や中京圏からもアクセスしやすいのが強みだ。今年のゴールデンウィークは、静岡でゆったりとした旅を楽しんではいかがだろうか。
(SHIZUOKA Life編集部)