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初の単独マイボート釣行を満喫【静岡・沼津】貧果でも自由気ままな釣りを満喫

TSURINEWS

いざ単独ボート釣行へ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

単独で静浦マリーナからボートで出船。ポイントの新規開拓を目指したが、強風により大苦戦!翌日は同マリーナで行われた「のりくらべフェスタ」に参加。試乗・操船したりGPS魚探のブースを覗いたり、焼きそばなども振舞われてとても充実した2日間になった。

マイボート単独釣行へ

妻とマイボートでの釣りを計画したが、その後彼女は所用のため釣りには行けなくなり、今回筆者は単独釣行となった。船舶免許(1級)を取得してから20年位になるが、単独での船外機付きボート(免許不要艇含む)での釣りは今回が初めとなり、かなり緊張した。

五目釣りで狙う

当日はターゲットを絞らず、一つテンヤや落とし込み仕掛けで釣れる魚はすべてが本命と位置付けた。

ひとつテンヤのタックル(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)

今回はポイント開拓が目的の一つだったため、流し釣りで広く探ることにした。そのため、水深の変化に合わせて素早くテンヤの号数が変更できるように号数を変えてセッティング済み(10号と15号)の2本のロッドを用意。

落とし込みのタックル(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)

さらに落とし込み仕掛けを置き竿にして、自由に釣りができるボート釣りを満喫することにした。

念入りに準備

あらかじめスマホに「海釣図V」のアプリをインストールして自宅でポイントの新規開拓候補を選びながら爆釣を夢見た。まずは、好釣果が期待できそうな沼津港沖や千本浜の沖を集中的に狙ってみたいと考えた。

アマダイ狙いのタックル(作図:TSURINEWSライター藤倉聡)

また今回は、前述のとおり単独でのボートフィッシングなので、落ちたら最後と思い、特にバウデッキへの行き来やシーアンカーの投入・回収時には細心の注意を払った。

釣り当日の状況

当日はくもり時々晴れ。終日、強弱繰り返される風に悩まされ、沖上がりの決断が難しい一日となった。

風が心配(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

朝、妻の沼津の実家を出発。釣り具のタイシでエサを調達してから静浦マリーナへ到着。あらかじめ富士ボーティングに桟橋への係留をお願いしておいたので早朝から出船が可能で気持ちが高まる。

沖は強風の情報

早速、愛艇「Wisteria」に道具を積み込んでいると、夜釣りから戻ってきた方から、「港を出ると沖は爆風ですよ」との情報を受け、少し狼狽えた……。その方は筆者が単独での離岸だと知ると、いろいろとお気にかけていただいた。大変感謝している。

沼津港沖へ

5時15分に出船。港を出ると確かに風が強いので、いつ帰港しても良いように覚悟を決めながらボートを走らせた。

この日は予報が悪かったため、我入道の手漕ぎボートは見当たらずこのポイントでの釣りも可能であったが、当日の目標は新規開拓のためこちらは素通りして沼津港沖へと向かった。

沼津港沖で釣りスタート

およそ15分で水深50m程の沼津港沖のポイントへ到着。落とし込み用のロッドは置き竿にして、「エビシャキ!」に漬け込んだ海エビをエサにして一つテンヤの釣りをスタート。

エビがエサ(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

強風で釣りにならず港に戻りたくなってきたが、天気予報ではそこまで風が強い予報ではなかったため、しばらく様子をみることにした。このポイントではおよそ1時間半釣りをしたが全くアタリがなかったので、千本浜沖へ移動をすることにした。

千本浜沖へ移動

7時に千本浜沖のポイントに着くと風が収まってきて安心した。こちらのポイントでも一つテンヤと落とし込みの2本竿で、水深30mから60m付近を幅広く流して釣ってみる作戦にした。

富士山が見える(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

シーアンカーも投入して釣りを再開。しかし再び風が強くなると置き竿の仕掛けとオマツリを連発。一つテンヤの軽いオモリでは釣りにならないと思い、一旦落とし込みのタックルをアマダイ用の仕掛けに変更してみることにした(エサはオキアミ)。するとすぐにカタクチイワシをキャッチ。

カタクチイワシがヒット(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

さらにボートは風でかなり流されて、水深は75m付近に移動していた。しばらくすると目の前にナブラが出現した!それを見て再び落とし込み仕掛けを投入してみたが、ベイトのサバが掛かったのみ。

サバがヒット(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

ボートを浅場に移動して一つテンヤを再開するが、たまにアタリはあるがヒットしない……。何度も流し直しはしたが、風が強くてバウデッキに行くのは危険と考えて、シーアンカーは風が弱まったタイミングでたまに投入する程度にした。

そのような状況のため、このまま続けても好釣果は期待できそうになかったので、最後に我入道沖に移動して数時間アマダイを狙ってから沖上がりにすることを決断。

最後は我入道沖を釣る

11時に我入道沖のヒイチ根周りに到着。風が弱まっていたのでシーアンカーを投入してから釣りを開始。水深60m付近で早速アタリがあり、電動リールで巻き上げてくるとイトヨリダイをキャッチ。

イトヨリダイヒット(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

ここで一旦ランチ休憩にしたが、その後再び強風が吹き続けたため12時半に納竿。マリーナへ電話でサポートを要請して無事に桟橋に着岸できた。

船体・釣具の清掃などして終了

富士ボーティングでは当日と翌日の2日間に渡り、プレジャーボートの「のりくらべフェスタ」を開催中のため、静浦マリーナは賑わっていた。

焼きそばやフランクフルトを焼いている美味しそうな匂いが漂ってきて、翌日妻との参加が楽しみになってきた。

スタッフからノンアルコールビールをいただき、乾いた喉を潤した。その後船外機の塩抜きや船体・釣り具を洗いマリーナを後にした。

翌日「のりくらべフェスタ」に参加

翌25日(日)は妻と「のりくらべフェスタ」に参加。朝方は雨が降っていたが、10時位から晴れてきて気分も高まってきた。早速受付けで、試乗の申し込みをした。

試乗の申し込み(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

次に「HONDEX」GPS魚群探知機のブースで、最新型のソナーや魚探を見たり、現在筆者が使用している魚探についても質問してみた。すると疑問点がすっきりと解消。

「YFR-27HMEX」に試乗

その後、試乗を希望したYAMAHA「YFR-27HMEX」に妻と乗船した。

YFR-27HMEX(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

ボートはスタイリッシュなフォルムに加えて広々としており、沖合はウネリもあったが安定感抜群で快適だった。標準装備だというオートパイロットも試してくれたり、途中で操船もさせてもらった。

操船もさせてもらった(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

着岸した時には2人ともこのボートにすっかり魅了されていた。その後マリーナで来場者特典の焼きそばやフランクフルト、ソフトドリンクをいただいたが、どれもとても美味しくて大満足の時を過ごした。

来場者特典(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

アフターフィッシング

 後日、釣った魚は全て唐揚げにして食べた。小型だったが、酒のツマミには最高だった。

唐揚げにした(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

初日にボート釣りをたっぷり7時間できたことに加え、翌日は「のりくらべフェスタ」で豪華なプレジャーボートを操船したりして、2日間充実したマリンンライフを過ごすことができてとても楽しかった。

「のりくらべフェスタ」は富士ボーティングで長年続けているイベントとのことなので、是非来年も参加したいと思っている。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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