1杯で2度、3度…何度でもおいしい!! 【とんかつ勝亭】たまごでとじないかつ丼 富山市のかつ専門店ランチタイム限定の隠れ人気メニュー
暑い日が続くと、日々のエネルギーチャージは死活問題。
ガッツリと食べごたえのある肉でビタミンやたんぱく質をしっかりとりたいところです。
夏の肉料理と言えば焼肉やBBQという人も多いでしょうが、食欲が衰えがちなときでも意外とさっぱり軽く食べられるのがとんかつ。さくっとした食感と適度な脂のとんかつは、ごはんとよく合います。
今回は分厚いのにやわらかいとんかつが自慢の店から、1杯で何通りもの味が楽しめるかつ丼を紹介します。
厚切りが自慢の専門店 「とんかつ勝亭」
富山市有沢にある「とんかつ勝亭」。
県内でも有数の交通量を誇る富山小杉線と環状線が交わる羽根東の交差点近く、有沢橋方面に少し進んだところにあります。
▽とんかつ勝亭の過去の記事はコチラ▽
富山のブランド豚“立山ポーク”の特製カツ
看板メニューはもちろん、とんかつ。
使用するのは、立山連峰の天然水で育てられた県産のブランド豚「立山ポーク」です。
3cm以上の分厚さでカットし、衣には粗目の生パン粉をつけることで、サクッとした仕上がりが特徴です。
2度揚げするのも、「勝亭」のこだわりです。
1度目は低温の油で揚げるため、カツの内部に旨味を閉じ込めます。
次に高温の油で揚げることで、油切れがよく、キリッと衣が立って引き締まったカツに仕上がるのだそう。
包丁を入れる「ザクッ!」といい音が響きます。
肉にも揚げにもこだわる、専門店ならではのとんかつです。
知る人ぞ知るメニュー! 「とじないカツ丼」
そんなこだわりのとんかつを使ったメニューで、知る人ぞ知る“隠れ人気”のものが、ランチタイム限定の「卵でとじないかつ丼」。
とろとろの卵の横に、大きなカツがそのままごはんに乗っています。
とじないからおいしい! 秘密は?
とじないかつ丼は、特製のダシでふんわりと仕上げたとろとろ卵を先にごはんに盛り、カツは後のせ。
こうすることで、とんかつのサクサク感が損なわれません。
そして、ひと口目を店主オススメのヒマラヤ岩塩で食べられるのも、カツをとじていないからこそ。
定食や単品メニューのように、肉の甘みとやわらかさが引き立ちます。
「勝亭」のとんかつは、1度目の揚げで行う低温調理にようなギリギリの火入れによって、肉のやわらかさが保たれています。これを卵でとじて煮込んでしまうと、火が入りすぎて肉がカタくなってしまうんだそう。
ふた口目からは、お好み。
濃厚なソースで味わうもよし、まったりと卵黄に絡めるもよし。
ダシたっぷりのたまごをまとわせて、どんぶりの中で育てるのも味が染みて最高…。
自分流の食べ方を見つけるのも楽しそうです。
1杯で2度おいしい!どころか、3度でも4度でも…何通りもの新しい味の変化を楽しめます。
ランチタイム限定の「とじないかつ丼」。どんどんごはんが進んで、夏のスタミナアップにつながりそうです!
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2025年7月4日放送
記事編集:nan-nan編集部
【とんかつ勝亭】
住所 富山県富山市有沢791-1
営業時間 11:00~15:00、17:00~21:00
定休日 月曜、第1火曜