「浴槽は使ってないから掃除しない」はNG!夏の“皮脂・黒カビ汚れ”を防ぐカンタン掃除習慣
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。暑くなってくるとシャワーだけで済ませる日が増えますよね。しかし、“浴槽を使っていないから掃除しない“は間違いです。ここでは、夏でも浴槽まわりをお手入れすべき理由と、簡単にできる習慣をご紹介します。
使っていなくても「浴槽は汚れる」
シャワーだけで入浴すると、「湯船に浸かっていないから」と浴槽のお手入れ頻度を下げていませんか? なんとなく、シャワー入浴なら“浴槽を掃除しなくていい”と考える人は少なくないはずです。
しかし、これはNG! 浴槽を使っていなくても、入浴後は汚れが付着しています。
シャワーによる水はねや、頭・体を洗うときの泡が飛び散って、汚れは溜まっているんです。そのまま放置すれば、汚れが頑固になりカビが生える原因に……。
湯船に浸からない日であっても、「使っていない=汚れていない」ではないと心得ておきましょう。
黒カビ生えて後悔……を避ける対策
たとえ誰も湯船に入らなかった日でも、洗い場からの泡や皮脂汚れを残さない習慣が、カビ汚れを生まない対策になります。
対策その1.入浴後はシャワーで流す
お風呂場を出る前に、浴槽にサッとシャワーをかけて洗い流しておくだけでも汚れの定着を防げます。この“ひと流し習慣”は、意外とあなどれません。
日々のチリツモで掃除がラクになるだけでなく、ぬめりやカビの予防にもなりますよ。
対策その2.週1回お手入れする
夏の間は浴槽を使わなくなる場合でも、定期的な浴槽掃除を心がけましょう。掃除と言っても、手間をかける必要はありません。
週に1回、浴室用洗剤をかけてこすり洗いするだけOK。
面倒な方は、かけるだけの浴室用洗剤を使うと便利です。
夏も浴槽のお手入れは必須!
シャワーだけで済ませる夏も、清潔なお風呂場をキープするには定期的な浴槽のお手入れが欠かせません。
「気づいたときには黒カビが……」とならないように、入浴後のひと流しと週1回の掃除を習慣化しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア