大和商工会議所 要望書を市に提出 3分野に13項目
大和商工会議所(本田誠一会頭)は6日、大和市に対し、2025年度の要望を手交した。同日、本田誠一会頭らが市役所を訪れ、古谷田力市長に要望書を手渡した。
同会議所では創立30周年を迎えた昨年6月、大和市の産業活性化にむけた提言書を本田会頭から古谷田市長に手渡している。今回の要望は、その提言書に続くもので、「産業振興」「街づくり」「交通体系」の3分野・計13項目にわたる。
産業振興では、知的財産権の申請や観光イベントへの補助、起業・創業の支援などを明記。街づくりでは、市内で展示会や交流会ができる300人以上のコンベンションホールの設置などが盛り込まれた。交通体系では、南大和相模原線の早期整備、恒常的な渋滞解消などを要望した。
本田会頭は「商工会議所からの要望だけでなく、今後は会議所と大和市で産業について意見交換する機会を増やしていきたい」とコメントした。これに対し、古谷田市長は「要望書をもとに手を取り合って進めていきたい。大和市と商工会議所は両輪である」とし、今後も協調していく考えを示した。