夏は注意!モバイルバッテリーの“やってはいけないNGな使い方”3選「置きっぱなしにしないで!」
スマートフォンを持ち歩く際にモバイルバッテリーも一緒に持ち運ぶ人も多いのでは? じつはそのモバイルバッテリー、夏は発火のリスクがあることをご存じでしょうか。扱い方を間違うと、事故を引き起こすおそれがあるため、とても危険です。そこで今回は、屋外で気を付けたい「モバイルバッテリーのNG行為」をご紹介します。
NGその1.車の中に置きっぱなしにする
モバイルバッテリーを車内に置きっぱなしにしていませんか? じつはこれ、非常に危険なNG行為です。
真夏の車内は、炎天下だと60℃を超えることも少なくありません。高温下に放置すると、リチウムイオン電池が異常発熱して、発火・爆発につながるおそれがあります。
保管するときは、35℃を上まわる場所には置かず、その都度バッグに入れて持ち運ぶよう心がけましょう。
NGその2.水場や水濡れリスクのある場所で使う
海やプールでのレジャーや、夏フェスなどの水場でスマホを使う機会が増える夏。しかし、モバイルバッテリーは防水でないことがほとんど。
濡れた手で触れたり、濡れた場所にバッテリーを置いたままにするのも避けましょう。ちなみに、モバイルバッテリーは直射日光にも弱いので、日差しが強い屋外での使用もできるだけ避けた方が無難です。
NGその3.火気の近くに置く
モバイルバッテリーは高温に弱く、エアコンの効いていない車内はもちろん、火気の近くもNGです。夏のアウトドアやバーベキューなど、火を使う場所での使用は危険をともないます。
モバイルバッテリーをレジャーシートの上にポンと置いて、そのまま調理する……など少しの油断が、事故を引き起こす原因になりかねません。
たとえ火に直接触れていなくても、近くに置いておくだけでリスクがあることを覚えておきましょう。
モバイルバッテリーの事故に注意して
暑い時期は人だけでなく、電子機器もダメージを受けやすくなります。とくにモバイルバッテリーは、高温・水分・火気に弱く、ちょっとした油断が重大事故につながることも。車内や水辺、火のそばなど、夏だからこそ気を付けるべきシーンはたくさんあります。モバイルバッテリーを活用するためにも、安全対策も忘れずに。正しい使い方・扱い方を知ることが、事故の防止につながるはずです。
※参考:消費者庁_モバイルバッテリーの事故に注意しましょう!-帰省や旅行の時期、公共交通機関の中での事故は特に危険です-
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_020/
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア