体験通して「生きる力」育みたい! 子どもが主役の夏祭りを初企画 ひろしま農育プロジェクト【東広島】
(一社)ひろしま農育プロジェクトは、野菜づくりや山遊びなどの体験を通して子どもの「生きる力」を育む自然教室を実施している。8月30日には、初めての「こども夏祭り」を東広島市西条町吉行の吉行集会所で開催する。
同プロジェクトは月に2回、畑で苗を植えたり、山で自由に遊ぶ活動を実施。子どもたちがやりたいことを大人のスタッフや保護者がサポートしている。
夏祭りもその一環。自然教室に参加している小学4年生から中学1年生までの子どもたちが各売り場の店長となり、何を販売し、価格や売り方をどうするかを自分たちで考える。チョコバナナやカラフルゼリー、スーパーボールすくい、割りばし鉄砲の射的など、さまざまなアイデアが上がった。
小学4年の川口大地さんは、自分たちで育てたジャガイモを使ってじゃがバターを作り、「たくさんの人に食べてもらいたい」と話す。代表の川口泰伸さんは「商品づくりから販売までの経験が、子どもたちが自分の得意なことに気付くきっかけになれば」と期待を寄せる。
祭りでは、同プロジェクトが栽培したもち米で作った商品「やき米」も販売。3人制プロバスケットボールチーム「スリストム広島」とのコラボパッケージの「焼き米」も登場する。
開催時間は16時~19時。出店者(こども店長)や当日の運営を手伝うボランティア、こども夏祭りの協賛者(企業・団体・個人)を募集中。問い合わせは、同プロジェクト電話080-3895-0537へ。
プレスネット編集部