高岳|気になるあの子と行っちゃう?食通をも満たす大人のイタリアンレストラン
「大人たるもの、食事の後はBARでお酒を嗜む時間があってもいいじゃない!」ということで、年齢的にかなり大人の私は、外食をした後に必ずと言っていいほど立ち寄るBARがあります。
こちらのBARはイタリアワインがメインのBAR。非日常の雰囲気たっぷりで、昼間の戦いに疲れた大人たちが夜な夜な集う場所でもあります。
そんな私の行きつけのBARが、料理を提供し始めた!ということで、今回はそのレポートをお届け。
いつもお酒を飲むだけの場所であった非日常空間の癒しBARが提供する料理は、本格的なイタリアンでした!
ついに食事が楽しめるように◎非日常の時間が流れる「Cucina Italiana Barbassano(クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ)」で上質なイタリア料理を
高岳から徒歩4分!夜が深まるごとに大人が集う隠れ家イタリアンレストラン&BAR
高岳駅から徒歩4分ほど、国道153号沿いにひっそりと佇むこちら。看板もないお店、それが「クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ」さんです。見た目からして、おしゃれ〜な雰囲気が漂っています。
目をこらすと見えてくる!あの有名映画のシーンがお出迎え
正直、初見では入りにくいですが、皆さまの新しい世界を開くべく、勇気を持ってレッツゴー。
重めの扉を開けると、そこは非日常の雰囲気が広がっています。「絶対高いよね?これ…」という一枚板のカウンター越しには、あの有名なマフィア映画のワンシーンが描かれています。
そうです!「ゴッドファーザー」!ファミリー内に渦巻く愛と憎しみ、組織内の裏切り!カルロはなぜ裏切ったのか!「銃は置いていけ、カンノーリは取っていけ」!そんな興奮はさておき、本当にステキ空間の店内。
そして、お席はカウンターだけではありません。カウンターの向かいには大きなテーブル席があり、10人ほどは座れます。そして、奥には個室もあるので、誰とでも、ちょっと気になるあの子とも、もちろん同僚やお友達とも来れちゃいます◎
アラカルトで楽しめる料理は定番イタリアンから旬の食材を使ったものまで!
こちらは前菜のメニュー。とうもろこしや鱧(ハモ)、ホワイトアスパラなど旬の食材を使った一品もあります。
こちらはパスタのメニュー。カッコの中に書かれているのは使用する麺の種類です。
最後はメインとドルチェのメニューです。
「クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ」さんはイタリアはトスカーナ地方の料理をメインに扱っているだけあり、多彩なお肉料理がそろっていますね!
そう、トスカーナ地方といえば、イタリアの中でもお肉料理が有名な地。これはお肉料理も期待が持てそうです。
ではでは!さっそく、オーダーしていきましょう。
ワイン片手に楽しもう!ちょうど良い「リッチ感」のあるイタリアン
●ブランカイア2022 ビアンコ
まずは、これがないと始まりません。ワインを飲んでいきましょう。
トスカーナ地方のトップ生産者のひとつである「ブランカイア」のワインです。ソーヴィニヨンブラン100%、フレッシュでエレガントな味わい。最初の1本にぴったりです。
●焼きとうもろこしの冷製スープ
とうもろこしってだけで香ばしいのに、“焼きとうもろこし”です。焼くことで甘みと香ばしさが引き立つ!2杯目が欲しくなるほど、濃厚で甘さたっぷりの夏らしい一品でした。
●カナダ産オマールヌーヴォのインサラータ
脱皮前の小さめサイズのオマール海老を漁獲できる時期は、5月〜7月の年に2か月間オンリー!
そして、この時期のオマール海老の甘さといったら!ギュッと濃縮した美味しさのオマール海老の美味しさを堪能するならインサラータ!いわゆるサラダが正解ですね。
●トリッパのトマト煮込み
トリッパとはハチノスと呼ばれる牛の胃袋。内臓というだけに苦手意識がある方も多いかもしれませんが、丁寧に下処理をしたトリッパほど美味しいものはありません。
トリッパの独特のジューシーさというのか、ギュッとした独特な味わいに、トマトソース、そしてパルミジャーノチーズの程良いクリーミーさがバッチリ合う合う!ワインが進みまくります。
●鱧と季節野菜のフリットミスト
季節野菜は、ズッキーニと発芽にんにく、丸オクラのラインアップ。良い塩梅のフレッシュハーブソルトがかかっているので、レモンを搾ってそのままでいただきます。
中央に添えられた、グレープフルーツの果汁で作ったマヨネーズと食べるのも美味しい!カリッとサックサクで、いくらでも食べられちゃいそうです。
●ムール貝とサフラン(イカスミのトンナッレリ)
イカスミを練り込んだパスタに、ムール貝の美味しさをたっぷり吸わせた一皿。ムール貝の身のぷりっぷりなこと!そして、サフランの香りが上品な一皿に仕上げています。
ここで豆知識をひとつ。サフランは赤い糸くずのようなスパイスなのですが、世界で一番高いスパイスとも言われているのです。1gあたりの金額でいうと、金よりも、ダイヤモンドよりも高いとのこと!そんなことを聞いたら舐め回してやりたい!
●ジロール茸とドライトマト(タリアテッレ)
日本ではあんずダケと呼ばれるジロール茸は、あんずのような甘い香りをほんのり漂わせます。これがドライトマトとしっかりマッチするのですよ!
平打ちのタリアテッレにプリプリのジロール茸、そしてトマトの甘酸っぱい酸味、バターやチーズの芳醇さと、素晴らしいバランスの一皿でした。
●ドンナフガータ ラ フーガ
こちらはシチリア島を代表するドンナフガータが生産するシャルドネ100%のワイン。雑味一切なしのクリアな味わいで、どんな料理でも寄り添ってくれそう♡
●ボロネーゼ(ピーチ)
そして、定番のパスタも食べてみたいということでこちら。太麺の生パスタでお肉の旨みたっぷりのボロネーゼです。
粗挽きの挽肉で食べ応えもバッチリ!おしゃれに削られたチーズも映え映えです。
●アマトリチャーナ(スパゲトーニ)
アマトリチャーナは、イタリアのアマトリーチェという町の名前からついたパスタ。ベーコンにトマトソースというシンプルなパスタだけに、シェフの技術の見せ所と言われますが、こちらもしっかり美味しい。
なめらかに仕上げられたトマトソースの甘みとペコリーノチーズの塩味のバランス感が抜群です。
●北海道産 鴨ムネ肉のロースト
そして、最後は肉料理です。柔らかいのに歯応えがある鴨ならではの食感に、芳醇な味わい。甘みのある脂がほんのりと口の中に広がり、その美味しさを赤ワインで流し込む!豪快に肉を食らいついてこそ、明日から戦う気力も湧いてくるってもんです。ちなみに、赤ワインは酔っ払って撮影するのを忘れました。
そして、この日の夜も、自分時間を堪能すべく大人たちがわらわらとカウンターに集まり、ワインと料理を楽しんでおられました。
ここ、「クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ」さんのお料理のラストオーダーは21時30分ですが、BAR営業は深夜の25時までなので、営業終わりのシェフたちも集まってくるのだとか。
通っているうちに、美食を生み出す人気シェフたちが、ああでもないこうでもないと、ワインを片手に熱い夜を過ごすシーンが見られるかも?
ということで、いつものBAR使いではなくレストラン使いさせていただいた「クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ」さん。お店のラグジュアリー感に負けないくらいの素晴らしい料理をたっぷり堪能できました。
看板のないお店で、なかなか入りにくいとは思いますが、とってもステキなオーナーさんがお出迎えしてくれますよ。大人の階段を登りたいあなたは、ぜひ訪れてみてはいかがですか?
INFORMATION
店名:
Cucina Italiana Barbassano(クッチーナ イタリアーナ バルバッサーノ)
住所:
愛知県名古屋市東区東桜2-5-6 シェリール東桜 1F
営業時間:
18:00〜L.O21:30
※BARの営業は〜25:00
一人当たりの予算:
¥10,000〜¥20,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。