BSNアイネット(新潟市中央区)、メタバース内の会議でAIを活用 リアルと同等以上のコミュニケーションを提供
画像提供:BSNアイネット
株式会社BSNアイネット(新潟市中央区)は、メタバースに生成AIを活用した新たなコミュニケーション環境を開発したと、12月5日に発表した。AIがメタバース空間内での会議を要約したりアドバイスを行うことで、円滑なコミュニケーションに繋げる。
クラウドサービスを活用し、AIはユーザーから受け取った音声の文字起こしや要約、アドバイスを行う。アバターそれぞれからの会話データを別々にテキスト化できる点は、メタバース空間内ならでは。
要約機能は、ディスカッション終了後だけでなく途中でも可能で、遅れて参加した人がこれまでの会議の内容を把握できるようにした。また、アドバイス機能も実装。ディスカッション中に不足している視点や、出てきた課題に対する類似例を提示する。メタバース空間内でのコミュニケーションの質を上げ、リアルでの会議と同等以上の環境を目指す。
なお発言した会話データは、生成AI側で学習されない仕組みを構築する。
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BSNアイネットは、株式会社m-Lab(東京都中央区)が開発したメタバース空間「V-expo」で実証。参加者から「生成AIのおかげで議論の抜け漏れがなくなり、非常に効率的な会議ができた」(プレスリリースより)などの好評を得てその有効性を確認した。
「V-expo」に限らず、ほかの製品と連携することができる汎用性を持って開発しており、今回の実証の結果を踏まえ、今後も様々な活用法や新たなサービスを考案していくという。
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