SC相模原 先制も1─1痛み分け 順位は12位に後退
相模原市をホームタウンとするサッカーJ3・SC相模原は3月15日、相模原ギオンスタジアムで奈良クラブと対戦し、1─1で引き分けた。成績は2勝1分2敗で、3月16日試合終了時点で12位。入場者数は1262人。
高橋HCが指揮
前節でシュタルフ悠紀リヒャルト監督が審判員に異議を示す過程でベンチを叩いた行為によって1試合のベンチ入り停止処分となったため、今節は高橋健二ヘッドコーチ(HC)が指揮を執った。前半7分、11日に加入し早速スタメン出場したオリグバッチョ・イスマイラ選手の折り返しに武藤雄樹選手が詰めて先制。しかしその後は相手に主導権を握られ、20分に失点。試合は振り出しに。後半は立て直しを図りチャンスを作る場面もあったが、追加点を奪うことができなかった。
「続けることが大事」
試合終了後、高橋HCは「勝ち切らないといけなかった試合だった」とコメント。チームの現状について「練習で継続してやっていることを出し切れていない。自信を持って試合で100出し切れるようにしなければ」と課題を分析した。主将の島川俊郎選手は「前半の課題は全部僕のところで解決できたことだと思う。気合を入れ直し、後半のような試合を1試合通してできるよう続けていく」と話した。
次節はアウェイの松本戦。次のホーム戦は3月30日(日)、相模原ギオンスタジアムにカマタマーレ讃岐を迎える。試合は午後2時キックオフ。