神戸では珍しい“札幌流”ジンギスカンを実食!ラム肉専門店『ひつじの杜』が三宮に誕生 神戸市
7月17日、生田神社近くにオープンした『ひつじの杜』(神戸市中央区)は、まだまだ神戸では珍しい“札幌流”のジンギスカンが食べられるお店。これまで食べる機会がなかった本場ならではの食べ方と、店のこだわりを取材してきました♪
場所は各線三宮駅から歩いてすぐ、生田神社近くの「みそのビル」3階にあります。店内は木を基調とした明るい雰囲気。カウンターもあり、1人でも立ち寄りやすいです。
ジンギスカンといえばこれまで、甘辛いタレに漬け込まれたお肉を野菜と一緒に楽しむイメージがありましたが、同店で楽しめるジンギスカンは“札幌流”。専用の鉄板鍋で味付けしていないラム肉をそのまま焼き、タレでいただく食べ方です。
タレの味も店によって個性がでるのが特徴で、同店ではさっぱりめのオリジナルタレのほか、薬味を入れると味変で楽しめるそう。記者にとっては新感覚の食べ方でめちゃくちゃ気になる!
焼肉感覚で食べられるのは嬉しいですが…そこで気になるのはラム肉独特のクセのある味わい。同店は「熟成塩〆」と呼ばれる手法でラム肉独特のクセを和らげ、味に深みと旨みを封じ込めた逸品が看板商品なのだとか。
「焼く時間は表30秒、裏10秒。ひっくり返すのは1回だけです!」と教えていただいた通りに焼き上げ、熟成塩〆のお肉を一口。やわらかくてふわふわジューシーな上、驚くべきことに心配していたクセが全くない!この食べ方、めちゃくちゃハマります。
そのままタレでいただくのはもちろん、唐辛子や白ごまなどといった薬味を入れるとまた違った味わいになっておいしい!特に山わさびは北海道直送のものを使用し、店内ですりおろして提供されるというこだわりっぷり。
わさびという名前ではありますが辛さはなく、ふんわりとした香りが広がる程度。一気に上品な味わいになってかなりおすすめでした♡
さらに気になっていたのが、各テーブルに設置された卓上サーバー。90分の飲み放題を注文した人が自由にハイボールを注いで飲める仕組みになっていて、お酒好きには嬉しい♪
またお肉以外のアラカルトも充実。ラムの生ハムやソーセージなど珍しいメニューも多く、この日いただいた「ラムベーコンのポテトサラダ」はラム肉のほか「ペコリーノ・ロマーノ」(ひつじのミルクのチーズ)を使用した”ひつじ尽くしの逸品”でした。
「女性目線の味付けになっており、お肉はもちろんタレや薬味にもこだわっているので、まだまだ珍しい”札幌流”の食べ方を楽しんでもらえたら」とのこと。記者の中でもマイブームが起きそうなおいしさで、これはハマる人続出の予感です!
場所
ひつじの杜
(神戸市中央区下山手通1-1-2 みそのビル 3F)
営業時間
17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日
なし
オープン日
2025年7月17日(木)