【激ムズ】崎陽軒「ひょうちゃん誕生70周年」の金色の醤油入れがまったく当たる気がしない / それより驚いたシウマイの正しい食べ方「電子レンジは……」
「崎陽軒」といえばシウマイ、シウマイといえば「ひょうちゃん」である。箱に入った醤油入れのひょうちゃんは、1955年1月に誕生し今年70周年を迎えている。それを記念して現在、崎陽軒では「70周年記念ひょうちゃん入り シウマイ」の販売を行っている。
記念のロゴ絵柄の入った「70周年記念ひょうちゃん」を封入した商品の販売を行っているのだが、そのバリエーションの数がエグい! レアな金色が入っている可能性もあるらしいんだけど、引き当てるには何個買えばいいんだ!?
それもさることながら、私(佐藤)は今さら「召し上がり方」について驚くべき事実を知ることとなった……。
・10年前も当てるのは難しかった
私の記憶では、記念ひょうちゃんの発売は10年ぶりになるはず。2015年1月から8月中旬にかけて、ひょうちゃん生誕60周年の時に「還暦記念ひょうちゃん」を開催している。当時は通常「ひょうちゃん」(48種)に加えて、「還暦記念ひょうちゃん」(14種)、さらにレアアイテムとして「金色の還暦記念ひょうちゃん」(14種)を封入していたそうだ。
全76種のうちの14種が金色。そのときある企業が当たるまでシウマイを買い続けたところ、15280個のシウマイを購入して510個のひょうちゃんを手にしたものの、金色はひとつも引き当てることができなかったそうだ。
いかに入手することが困難か、理解頂けると思う。
・98+14種類
それから10年を経て、現在行われている70周年の記念キャンペーンでは、難易度がさらに上がっている! 大小各7種の柄を7色分用意しており、その総数は98種類になっているじゃないか!
「昔ながらのシウマイ15個入り」「特製シウマイ6個入り」などに入っている小サイズのひょうちゃんが49種。
「昔ながらのシウマイ30個入り」「特製シウマイ12個・22個入り」などに入っている大サイズのひょうちゃんも同じく49種だ。
レアな金色は60周年を同様に14種用意されている。バリエーションが増えた分、当たる確率はよりシビアになっているような……。ましてコンプリートなんてほぼ無理だろう。できなくはないけど、一体いくつシウマイを買ったら良いのか……。
とにかく、買わないことには当てられないってことで、お店を訪ねた。対象商品には目印がついているので、それを購入すると良いだろう。なお、大・小サイズの違いがあるので、詳しくはお店の人に聞いて頂きたい。
なお、対象店舗は東京・神奈川を中心に約160店舗で、羽田空港内の委託店舗での販売対象製品には磁器ではなくプラスチック製の醤油入れを封入しているとのことだ。
・来い、金のひょうちゃん!
さて、買って来ました。1発で金色を引き当てたらうれしいんだけどなあ~。
頼むぞ、金のひょうちゃん出てくれ!
そういえば、シウマイ弁当は買ったことがあるけど、特製シウマイを買うのは初めてかもな。木目の描かれた箱はちょっとゴージャスな印象を受ける。
フタを開けてみると~……。
あ~、ハズレだった。さすがに1箱目でってのは欲張りすぎたなあ~。
・今さら知った召し上がり方
気を取り直してシウマイ食べますか。レンチンして食べるとしよう。
……と、その前に一応美味しい食べ方を確認しておきますか。商品のしおりを読んでみると、原材料にはオホーツク海産の干帆立貝柱と国産の豚肉を使っているそうだ。
そして召し上がり方にはこうあった。
「そのままでもおいしく召し上がれますが、再加熱の際は、蒸していただきますと味と風味がよみがえります。電子レンジで温めますとかたくなり、風味が落ちることがあるのでなるべくご遠慮ください」
なに!? レンチンはご遠慮くださいだって! 知らなかった、今まで知らずにレンチンしてしまっていたよ。とはいえ、編集部には蒸し器がないから蒸せないしなあ……。仕方ないので、そのまま頂くとしよう。
さっそく醤油皿にひょうちゃんの醤油を垂らして……。
頂きます! ひと口で頬張ると口いっぱいに帆立と豚肉の旨味が広がる。むっちりとして食べ応えがあり、相変わらずの美味しさだ。さすが王道にして定番、懐かしさを覚えるのは気のせいではないはず。慣れ親しんだ味に心が和む。
70周年記念ひょうちゃんは8月末までの予定ではあるが、なくなり次第終了とのこと。皆さんもレアな金色ひょうちゃんにトライして欲しい。引き当てられることを祈っているぞ!
参考リンク:崎陽軒、Facebook 金のひょうちゃん
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24