【決算】セイヒョーが増収増益、中期経営計画の数値目標も上方修正
株式会社セイヒョー
株式会社セイヒョー(新潟市北区)は4月11日、2025年2月期決算短信(非連結)を発表した。
売上高は44億8,400万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は9,600万円(同76.4%増)、経常利益は1億2,300万円(同85.9%増)、当期純利益は1億1,900万円(同94.5%増)と増収増益になった。
主力のアイスクリーム部門は、既存取引先への拡販などが順調に推移。また全国的に平年よりも気温が高かった影響もあり、かき氷製品や「もも太郎」などの氷菓を中心に自社ブランド品が好調に推移した。
利益面では、利益率の高い自社ブランド品の割合が増加したことにより営業利益率が改善。また、アイスクリーム類を製造する新潟工場では、OEM製造が増加したことにより9月以降も高い稼働率を維持しており、歩留率向上や生産トラブル減少など、原価低減活動の効果が表れた。
2026年2月期通期業績予想は、売上高は46億円(前期比2.5%増)、営業利益1億2,000万円(同24.6%増)、経常利益1億2,500万円(同1.5%増)、当期純利益1億1,000万円を見込む。
主力のアイスクリーム部門では、自社ブランド品の既存取引先への拡販や新製品の展開を進めるほか、OEM受注が堅調に推移し、売上高は前年を上回る見込み。利益面では、原材料価格の高騰などコスト面の負担が増加することが予想されるが、製造工場での生産性向上を推進することで収益率を改善し、前期比で増益を見込むという。
また同日、2025年2月期から2027年2月期を対象とした「中期経営計画2027」の数値目標も上方修正したことを発表した。
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セイヒョー IR情報「決算短信」
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