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【柏市】「どんな人も本当は働ける」を考える「草の根活動支援事業」事業発表会

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【柏市】「どんな人も本当は働ける」を考える「草の根活動支援事業」事業発表会

去る11月25日、柏市の京北ホールで、「ちばのWA地域づくり基金」が主催する休眠預金活用事業、「若年就労困難者のための包括的就労支援事業」事業発表会が開催されました。

働きづらさを抱える若者に選択肢を

70人ほどが参加した事業発表会

「ちばのWA地域づくり基金」とは、2012年に171人の個人と25の法人からの寄付で設立した、千葉県初の市民コミュニティー財団です。

2020年からは休眠預金等活用事業の資金分配団体に採択され、県内の課題解決に取り組むNPOなどへの資金支援・非資金支援を通して、持続可能な地域づくりを推進しています。

同財団が本年度からチャレンジしているのは、「地域のさまざまな人たちが連携し、働きづらさを抱える若者の自立を支える仕組みづくり」。

現在、県内の3つの市民公益活動団体(NPO法人キャリアbase(ベース)/認定NPO法人キャリアデザイン研究所/企業組合We need《ウィーニード》)と共に、働きづらさを抱えた若者が、自分に合った働き方や仕事を選択して自立できる地域社会の実現を目指して活動しています。

3つの市民公益活動団体

事業発表会で顔の見える関係の構築を

パネルディスカッションの様子

事業発表会は3部構成で、県や市の職員や、支援機関、国会・市議会議員らも含め70人ほどが参加。

第1部では、各団体の計画から活動内容までの発表会が行われました。

第2部では、NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡の顧問、津富宏さんが講演。

たくさんの事例を挙げて、「どんな人も本当は働ける」ということを示した有意義な講演でした。

第3部では、実行団体の3団体がパネルディスカッションに登壇し、第1部の発表に対して参加者からの質問に答えていく時間が設けられ、「地域の協力者をどう集めるのか」「協力企業の確保に困っていることはないか」など、たくさんの質問が寄せられました。

最後に同財団の牧野理事長が「若者支援について、このように共有できたことは貴重であり、多様な方々と顔の見える関係を作ることが今後も大切」とあいさつ。

こうした事業が地域で行われていることを多くの市民が知ることで、活動団体が目指す社会の実現にまた一歩近づくことでしょう。(取材・執筆/おーた)

津富さんによる講演

※問い合わせ
電話番号/043-239-5335
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金
https://chibanowafund.org/index.html

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