おやつのじかん「かきもち」
その昔、鏡開きで割った鏡餅は天日でゆっくり干して揚げ、かきもちとして楽しみました。今回は切り餅を使って、現代の生活に合った、手軽なレシピを紹介します。スナック風の「のり塩」とぬれせんべい風の「みりんじょうゆ」、どちらもおすすめの味つけです。
かきもち
【材料】((つくりやすい分量))
切り餅 4コ, のり塩(青のり粉 大さじ1, 塩 小さじ1/2), みりんじょうゆ(しょうゆ 大さじ1, みりん 大さじ1, 酢 小さじ2, 酒 小さじ1), 揚げ油, 塩
【つくり方】
1. 餅は横に1.5~2mm厚さに切る(1コにつき20切れ前後になる)。
2. ざるに並べて紙タオルや布巾をかけ、室内の風通しのよい場所に2日間ほどおいて干す。少し白っぽく、堅く乾いた状態になれば干し上がり。
3. 【のり塩】、【みりんじょうゆ】、それぞれの材料を別々のボウルに混ぜ合わせておく。小さめの鍋または深めのフライパンに揚げ油を2cm深さに入れて170℃に熱し、【2】を数回に分けて揚げる。餅が浮き上がってきたら、菜箸で上下を返しながら、さらに3分間ほど揚げる。引き上げて油をきる。
4. 揚がった餅はすぐに味をつける。半量は【のり塩】のボウルに加え、手早くまんべんなくまぶす。味をみて足りなければ、塩適宜を足す。バットに広げて乾かす。
5. 【みりんじょうゆ】のボウルに残りの餅を加えて手早くからめる。網に広げて乾かす。