ディテールにも注目! この秋、ヘビロテ確定のカバーオール4選。
ジャケットやアウターとして幅広いコーディネイトで楽しめるカバーオール。ワーク系アウターの定番として浸透していることは知っての通り。その歴史は100年を超え、いまもなお愛され続けている超ロングセラーアイテムなのだ。現在でも多くのブランドがカバーオールを展開。ヴィンテージ系、モダン系、それにオリジナルデザインなど、この秋ヘビロテ必至のアイテム4選をお届け。
1920年代の登場以来、約100年続く伝統のスタイル。Lee
リーの名作として語り継がれてきた「91-J」、通称ロコジャケットの現行モデル。フロントの4つポケットの基本的なスタイルは、現在も変わらずカバーオールとしての歴史を刻み続けている。ワークウエア然としたゆったりとしたシルエットと柔らかく軽量なジェルトデニム生地やヒッコリーストライプ、ダック生地などをラインナップしており、男女問わず人気を誇る。リジッド、エイジングモデルも存在する。1万8700円(EDWIN TEL0120-008-503)
大戦モデルらしいシンプルなデザインが美しさに拍車をかける。The REAL McCOY’S
1940年代、第二次世界大戦期の物資統制が強いられていた時代に作られていたデニムカバーオールをモチーフに製作。10オンスの比較的薄手のデニム生地が使われており、フロントボタンは4箇所のみ。当時、汎用ボタンとして流通していた月桂樹ボタンが使用されている。4万1800円(The REAL McCoy’s TOKYO TEL03-6427-4300)
生地、パーツ類などすべてオリジナルで製作した意欲作。JELADO
10.5オンスのオリジナル生地であるラストリゾートデニムを採用。従来のライトオンスデニムとは一線を画す完成度の高い生地に見劣りしないよう、ボタンなどのパーツ類もすべてオリジナルで製作している。ヴィンテージと同様に縫製糸をグレーと白で使い分けるなど意匠を凝らした作りは必見。4万9500円〜(JELADO TEL03-3464-0557)
無駄を省いたソリッドなスタイルが魅力。WAREHOUSE
1930年代に巻き起こった世界恐慌時に作られたとされるシンプルなデザインのデニムカバーオール。生地はライトオンスのデニムが使用され、フロントはオリジナルのメタルボタンを採用。それにスクエアな腰ポケットが2つ。前立て裏にはセルビッジが使用されたソリッドなデザインだ。3万5200円(WAREHOUSE TOKYO TEL03-5457-7899)
(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)