消防服が日用品に 3月1日 販売開始
公益財団法人藤沢市まちづくり協会が運営する「生きがい就労センター」は来月1日(土)、春季火災予防キャンペーンで消防服のアップサイクル品を初めて販売する。
捨てられてしまうものに新しい価値を付け、よみがえらせるアップサイクル。同センターでは市消防局から相談を受け、着古して役目を終えた消防服をバッグや小物入れに作り替える活動を行ってきた。消防フェアでの試作品展示を経て、今回販売が決まった。
販売されるのは展示時の投票で人気上位だったトートバッグや鍋敷き、ペットボトルホルダー、バーナーシートなど。どれも消防服の持つ風合いや特性を生かしたデザインに仕上げたという。
担当者は「良いものができた。環境へ配慮した取り組みの一端になれば」と期待を込める。
春季火災予防キャンペーンは午前11時から午後1時、ミスターマックス湘南藤沢で行われる。