安い時期を狙ってお得に海外旅行へ行こう！エリア別の安い時期は？
「円安で海外旅行に行けない...」と諦めていませんか？行く時期や旅行先を工夫すれば、海外旅行を安く楽しむことも夢ではありません。ただし、旅行費用が安くなる時期は地域ごとに異なります。
この記事では、アジアやヨーロッパなどのエリア別に、費用が安くなる時期と過ごし方のポイントを解説します。
時期による価格のルールは？
旅行費用を抑えたいなら、需要の少ないオフシーズンを狙いましょう。例えば、訪問先の気候が旅行に適していない真冬や雨季などは、観光する人が少ないオフシーズンになります。この時期には航空券やホテル代が安くなり、旅行費用を抑えることができます。
海外旅行が高くなる時期は？
夏休み期間（7～8月）や年末年始は、学校の長期休暇や会社の休暇が重なるため、旅行費用が高くなります。また、訪問先の気候が良いシーズンも価格が上がります。
海外旅行が安くなる時期は？
比較的安くなるのは、年末年始を除いた12月から1月の冬の時期、またはゴールデンウィーク明けから6月の期間です。ほか、雨季と乾季のある地域では雨季に価格が下がります。
エリア別！航空券やホテル代が安くなる時期とは
各国の季節やイベントにより、航空券やホテルの費用は変わります。ここではエリアをアジアやヨーロッパなどに分け、お得に旅行できる時期を紹介します。
アジア
韓国や台湾などは6月、11～2月がオフシーズンです。一方でこのエリアは近くて安い旅行先として人気があるため、週末を含む日程では価格が高騰することも。また、タイやベトナムなどの東南アジアは、6月の雨季がオフシーズンです。注意が必要なのは旧正月（春節・2月初旬）。中華圏の旅行者が増え、アジア地域全体の価格が一時的に上がります。
ヨーロッパ
ヨーロッパは11月から1月（年末年始を除く）にかけてが安い時期です。日照時間が短く寒さが厳しいものの、美術館や歴史的建造物を巡るなら快適に楽しめます。また12月には各地でクリスマスマーケットが開催されるため、観光も楽しめます。
オセアニア
南半球に位置するオセアニアでは、冬になる5～6月が安い時期。シドニーやメルボルンは冷え込みますが、ケアンズなどの北部では穏やかな気候が続きます。また、ニュージーランドでは6月中旬頃からウィンタースポーツ目的の旅行者が増えるため、ウィンタースポーツが目的でないなら日程をずらすことを考えましょう。
北米
北米は10～11月、2月がオフシーズンです。ニューヨークなどの東海岸は寒くなりますが、カリフォルニアやフロリダは暖かくて狙い目です。一方、カナダでは11～3月の期間にオーロラが見えるため、価格が高くなります。
南米
ブラジルやペルーなどの南米は12～3月（年末年始を除く）は雨季のため、費用が安くなります。山道を歩くマチュピチュ観光には向いていませんが、ウユニ湖の天空の鏡、街中の観光を楽しむことができます。
中東
中東で安い時期を狙うなら、ラマダン（2025年は2月28日～3月29日）や5～9月がおすすめです。ただし、ラマダン中は日中の食事や外出が制限されるため、滞在中の計画をしっかり考えておく必要があります。この時期はホテルの価格も下がるため、高級ホテルでゆったり過ごすのもおすすめです。
安い時期を狙ってお得に海外旅行を楽しもう
オフシーズンには、ツアーの売れ残りで安くなったセール商品が登場することがあります。旅行会社のHPや予約サイトを活用して、タイミングよく掘り出し物を見つけましょう。
また、浮いた費用を現地でのアクティビティや食事に使うことで、旅行の満足度をさらに高めることができます。オフシーズンの安い時期を狙って、お得な海外旅行を計画してみてはいかがでしょうか。