マゼランペンギン飼育数日本一 うみがたりでペンギン雛の企画展
上越市立水族博物館うみがたりは、うみがたり生まれのペンギンたち~ヒナ誕生ものがたり~を、2025年5月10日(土)〜6月8日(日)の期間、開催します。
うみがたり生まれのペンギンに迫る
うみがたりにはマゼランペンギンが100羽以上いて、飼育数日本一を誇ります。展示エリア「マゼランペンギンミュージアム」は、ペンギンの1年を通した生活の移り変わりを観察できるエリアで、現在はペンギンの繁殖シーズンを迎え1年のなかでもホットなシーズンです。
これまでうみがたりで誕生したペンギンは40羽以上。その1羽ずつの紹介ポスターを掲示します。個体の画像のほか、フリッパー(羽の部分)に取り付けているタグの色や、飼育スタッフのコメントも付いています。
毎年多くのヒナが誕生し、繁殖率を上げるために毎年調査・研究を進めています。これまでの工夫や取り組みを紹介します。繁殖率を上げるために使用する道具を紹介し、普段は見ることのできないふ卵器を展示するほか、ペンギンの羽や卵のレプリカ等をハンズオン形式で展示します。
リモート巣穴ツアー
飼育スタッフのレクチャーを聞きながらモニター越しにペンギンの巣穴の様子が見られる「リモート巣穴ツアー」を実施。巣穴近くまでカメラが寄り、間近で親ペンギンが抱卵している姿やヒナのお世話をする姿、時にはカメラを警戒する姿など、巣穴ごとのペンギン模様が伺えます。
また、ペンギンの巣穴にカメラを設置して、リアルタイムの様子をモニター越しに観られるコーナーも。ペアが寄り添ったり、親ペンギンがお腹の下で卵を温めている様子や卵からかえったヒナの世話をしている様子が見られます。