勝ち馬の71%が⑤番枠より内という内枠天国GⅠ【エリザベス女王杯】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去7年データ分析!
エリザベス女王杯(日曜・京都)
最強牝馬決定戦。芝外回り2200m戦。
阪神で行われた20~22年を除く、データは過去7回です。
1番人気は〔122〕、2番人気は〔001〕、3番人気は〔402〕。
6番人気以下〔141〕、2ケタ人気馬〔010〕。
馬連3ケタ1回に、万馬券1本。
毎年1~3番人気が1頭は馬券圏内に。広義の軸は人気馬でよさそうです。
ステップレースを見ていきましょう。
GⅠの秋華賞から〔112〕。3着以内3頭に、2番人気6着馬。
オークスから〔001〕。勝ち馬。
ヴィクトリアマイルから〔001〕。2着馬。
宝塚記念から〔001〕。3着馬。
GⅡの府中牝馬Sからが最も好相性で〔351〕。掲示板8頭と、7着馬。
オールカマーから〔210〕。掲示板確保の馬。
ローズSから〔100〕。2着馬。
札幌記念から〔001〕。3着馬。
馬券圏内21頭すべてが、前走はGⅠかGⅡを走っていた馬です。
掲示板外しは2頭のみ。2番人気6着と8番人気7着の馬。2ケタ着順からの巻き返しはありません。
連対14頭中、11頭に芝2000m以上での勝ちがあり、残る3頭にはGⅠの連対歴がありました。
また、連対14頭中10頭に重賞勝ちがあり、残る4頭にもGⅠまたはGⅡの2着がありました。重賞実績は不可欠なようです。
年齢別では、3歳〔213〕、4歳〔543〕、5歳〔011〕、6歳〔010〕。勝ち馬は3、4歳のみ。
また、京都施行時に、5、6歳で馬券圏内に来た3頭は、前年のこのレースで3着以内だった馬です。
最後に、勝ち馬7頭のうち5頭が1~5番枠の馬。残る2頭は、共に12番枠の馬。
内枠有利を頭に置いておきたいレースです。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』