心地よい酸っぱさ&爽やかさが駆け抜ける!『阿部商店』の“瀬戸内レモン”ドリンクを紹介 神戸市
12月13日オープン!愛媛・今治でとれた“瀬戸内レモン”を扱う『阿部商店』(神戸市中央区)へ取材に行ってきました。ほかのお店では中々味わえない「レモンそのものの味」を楽しめるドリンクを紹介します。
場所は神戸市営地下鉄・大倉山駅から歩いてすぐ。”熟す前のレモン”のような淡いグリーンの建物2階にあります。
取材の際、最初店を見つけられなかったものの「この建物の色、素敵だな…」と思っていた記者。大倉山に店を構えた理由について「この物件が気に入ったからです」とおっしゃったのを聞いて、記者もひそかに嬉しくなったのはいうまでもありません。
店主の阿部さんは愛媛県今治市出身。これまでも飲食店を営んでいた経験がありましたが、「実家でとれるレモンを使ったメニューを提供したい」と同店をオープンしました。
12月から3月ごろまでの最盛期には月200kgも収穫できるというレモンですが、その始まりは意外にも「鳥獣被害」を避けるためだったのだとか。この立派なレモンたちが、当初は副産物であったことに驚きました。
同店ではレモンやライム、みかん(清見タンゴール)を使ったドリンクを中心に提供しています。今回は贅沢にも飲み比べさせていただきました!
まずは「レモンサワー」をいただきます。一口飲むとまずその爽やかさに驚き!香りだけでもなく酸っぱいだけでもない、濃い味わいが口の中いっぱいに広がります。
果汁だけを使ってシロップを作っていることから、苦みや雑味がない”レモンそのものの味わい”を感じられるようになっているのだとか。
またこちらのホットレモネードも同様に”濃い”!ホットになると甘さが増すかな?と思ったのですが、酸っぱさと爽やかさはそのままに優しく体を温めてくれます。
これまで飲んだホットレモネードとは違い”レモンマシマシ”なので、これはこの冬ぜひ飲んでほしい!
「オレンジサワー」や「ホットオレンジ」はみかんの強い甘さが特徴。特にホットオレンジは「こたつで食べるみかん」を想像させるほっこりした味わいでした。
また一番驚いたのはこちらの「ライムサワー」!見た目はレモンと大きく変わらないのですが、レモンとは全く違っている上、これまで飲んだライムサワーとは比べ物にならないくらい「ライムそのものの味」がします(そもそもライムってこんな味なんだ…という発見もありました)。
レモンに匹敵するほどの人気というのもうなずけるおいしさなので、ぜひ飲み比べてみてほしいです。
店ではレモンを2個300円からで購入可能!実が多く、みずみずしくて酸っぱさの中にも甘さがあるのが特徴なのだとか。ワックスや防腐剤不使用のため、皮ごと使うことができます。
砂糖やハチミツ漬けにしてシロップやジャムを作ったり、そのまま絞ってドレッシングや料理に使用するのがおすすめとのこと。絞った果汁は冷凍することもできるそうです。
またスライスしオーブンなどでじっくり乾燥させると、ドライレモンも簡単に作ることができるそう。これは個人的に新しい使用法でぜひやってみたいと思いました。
現在はドリンクが中心ですが、今後はレモンを使った料理やシロップの販売なども行っていきたいとのこと。レモンの良さ、奥深さを感じられること間違いなしです♪
場所
阿部商店
(神戸市中央区楠町3-10-9 四宮ビル 2F)
営業時間
16:00~22:00
定休日
不定休
※営業情報はInstagramにてお知らせあり